有機農業が達成に貢献できる持続可能な開発目標

 

 

有機栽培、自然栽培に取り組まれている農家さんの活動を応援することが、どのようにSDGsに関連するのか?
IFOAM ORGNIC INTERNATIONALの「有機農業が達成に貢献できる」の抜粋・要約です。(目標3、目標6)

 

有機農業が達成に貢献できるSDGs


 

 

目標3

目標3

化学物質を元にした農業と違い、有機農業は世界保健機構が近年「発がん性物質の恐れ」と定義した除草剤(成分)グリホサートなどの有害な化学合成物質を使用しません。(グリホサートはモンサント社が1974年に特許取得する前には、別会社が産業用配管洗浄液として特許を持っていました。)

グリホサートの成分は、食品、水、大気から発見されてきました。加えて、世界保健機構では「多くは発展途上国で毎年300万件の農薬中毒があり、最大22万人も死亡していると予測しています。(グリホサートが及ぼす可能性のある障害として「神経系の障害」「腸内細菌の障害」「がん」「DNAへの障害」「出生障害」「生殖プロセスへの障害」「発達障害」「ホルモン系の障害」「呼吸器系の障害」「皮膚病、アレルギーなど」「うつ病、精神的な失調」「老化、寿命の短縮」「慢性腎臓病」等が指摘されています)

農薬の使用は、頭痛や吐き気から、がん、生殖障害、糖尿病、内分泌性攪乱などの慢性の影響に繋がっています。
農業において、間断なく化学合成物質を使用することは、土壌を使い果たし、水を汚染しています。

よって、食料を栽培するなかで、化学物質の使用をやめるように農家と協力することは、人々や地球への悪影響を減少することに多大な貢献をし、すべての生物の健康に貢献することができます。

 

※()内は付け足しました。

 

目標6目標6

農業で毒性が高い化学物質の使用を止めることで、私たちが食する魚や飲む水に影響する、水路への農薬の流入を防げます。

 

有機農業が食料生産の環境的に良好なシステムをサポート向上させます