SDGs｜持続可能な開発目標とは？

SDGs（エスディージーズと読みます）は、2000年の国連サミットで採択されて、2015年までの年限で定められた、発展途上国の貧困・教育・健康・環境などを改善するためMDGs（Millennium Development Goals）ミレニアム開発目標に代わる、新たな行動計画として定められました。

国連サミットとか言われても、何だかピンと来ないですか？
政治家とか企業とかが取り組むようなもので、自分たちにはあまり関係ない感じがしますか？
では、こんな調査結果があるのをご存知ですか？

これは、国際シンクタンク「グローバル・フットプリント・ネットワーク（GFN）」による試算によるもので、いま私たち人類は、地球が一年間に生産する資源よりも、沢山の資源を消費してしまっているそうです。

先進国は特に資源の消費が多くて、世界中の人が日本人と同じ水準の生活を送ると、地球は2.8個も必要と試算されています。
因みに1位はアメリカで5.0個、2位はオーストラリアで4.1個、3位は韓国で3.5個となっていて、以下ロシア、ドイツ、スイス、イギリス、フランスと続き、日本は9位です。

こうした資源の問題だけではなく、地球温暖化などの気候変動や、経済成長が生み出した貧富の格差、紛争の多発と難民の増加、人口減少、超高齢化社会等々、地球上には様々な問題があります。
そうした問題を世界共通の課題として捉えて、『誰ひとり取り残すことなく』『2030年までに』よりよい世界にしていくために、様々な課題を『17の目標』と『169のターゲット』に取りまとめて、先進国も途上国も、国、企業、個人の垣ねなく取り組んでいきましょう！！！という国際的な約束。それがSDGsなのです。