皆さんこんにちは。今月のコラムでは10月に出場した大会についてご報告したいと思います。
10月は二大会に出場しました。大会の詳細と結果は下記の通りです。
①マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2022 第6戦 松山大会(10/1〜10/2)
結果:5位
②マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2022 ファイナルグランフロント大阪大会(10/15〜10/16)
結果:優勝
この大会には先日開催されたアジアツアーで優勝したオーストラリアチームがワイルドカードとして参戦しました。我々は初戦でそのオーストラリアチームと対戦することになり、セットカウント0-2のストレートで敗戦しました。
以前のコラムでも体格差のある海外選手に苦戦する我々についてお話ししましたが、今回も同様にその高さとパワーに圧倒される展開となってしまいました。(オーストラリアチームは身長198cmと197cmのペア)
この敗戦を踏まえ、私はフィジカルへの課題を強く感じました。これから私達が体格差のある海外選手と渡り合うためには、プレーの精度や緻密さで勝る必要があります。自分よりも身長が高くプレッシャーのある相手に対して、一試合通して高い精度の技術を保ち続けるにはその土台となる身体の強さが必要です。
常に全力で走り、常に全力でジャンプし、常に全力でアタックを打ち続けられる体力を持った選手にならなければ、日本人が海外の選手に勝つのは困難です。技術を磨くと並行して、今まで以上に身体の強さにもこだわっていく必要があると感じた大会となりました。
5月から始まったジャパンツアーも7戦目を迎え、この大阪大会がファイナルとなりました。例年ファイナルは大阪で開催され、会場は梅田駅から徒歩1分以内の広場に特設コートが作られます。大都会の中心で行われる為、大勢の方々の目につき毎年1万人以上の観客を動員するファイナルらしい大盛り上がりとなります。
そんな大勢の前でプレーし、自分の活躍で会場が湧き上がる状況に私自身も興奮を抑えられませんでした。アスリートにしか出来ない経験ができたと振り返ります。
最高の大会を開いて頂いた大会関係者の皆様には感謝しかありません。
ありがとうございました。
たくさんの観客、素晴らしいロケーション、今シーズン熱く闘い合ったライバル達、その全てが揃ったこの大会で、我々のチームは優勝することができました。
今回もたくさんのご声援本当にありがとうございました。
試合内容を振り返ると、一回戦から全ての試合で相手に先行されるという厳しい展開でした。特に準決勝は完成度の高いチームと対戦し、一点を奪い合う非常に白熱した試合になりました。
そんなプレッシャーのかかる展開が続くなかでも、焦らず積み上げてきた自分達のプレースタイルを信じ、着実にやるべきことを遂行できたことで今回の結果を掴み取れたと思います。
今年のツアーの中でもベストなパフォーマンスだったと感じます。
もちろん、まだまだ課題の多いチームですが、今年はシーズンを通して大会ごとにトライをし続け、成長できた実感があります。それが一年間の成果として、このファイナル大会での優勝につながったと考えると、非常に達成感がありこれから取り組むトレーニングへのモチベーションとなりました。
パートナーやコーチ陣と積み上げてきた技術や戦術は確かに我々の力になっていると自信になりました。
この大阪大会をもって、今年の国内ツアーは終了となります。
今後の活動についてお話しすると、次の出場予定の大会は11月に開催されるアジアツアーになります。それ以降にも国際大会への出場を予定しており、我々の当初からの目標である国際大会での表彰台へ向けて、更なるレベルアップを図って参ります。
これから日本はどんどん気温が低くなり、外の競技はハードな練習が難しくなります。それでも我々は志を高く持ち、ビーチバレーボールに熱い情熱を注いで参ります。
松山大会で敗戦したオーストラリアチームのような海外の猛者達と渡り合える技術を身につけ、次は国際大会での喜びをこのコラムで報告したいと思います。
ぜひ今後の我々の活躍に注目して頂きたいと思います。そして、来年の国内ツアーでは会場でレベルアップした我々に会いに来ていただけると幸いです。
何卒今後ともよろしくお願いします。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
9月に国内ツアー第3戦、第4戦と立て続けに優勝。
そして国内ツアー最終戦のファイナルグランフロント大阪大会でも優勝!7戦中3戦で優勝。準優勝が1回。ただいま国内最強!という感じです。
これからも応援していきます!
試合結果
マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2022
ファイナル グランフロント大阪大会(2022/10/15~10/16)
本戦 長谷川 徳海/倉坂 正人 組
1R.○ 2-0 白鳥 勝浩/永井 雄太
SF.○ 2-1 庄司 憲右/池田 隼平
F. ○ 2-0 石島 雄介/黒川 寛輝ディラン
倉坂 正人 MASATO KURASAKA
石川県金沢市出身
石川県立工業高→早稲田大→三菱オートリース→フリー
ランキング8位(2022.06.22時点)
2022年前期 強化選手
東京オリンピック代表決定戦 準優勝
JBVシリーズ2020千葉市長杯 優勝
2022年 クオリティソフトがスポンサード
倉坂選手プロフィール
https://beach.jva.or.jp/player_men/masato_kurasaka_2022/
倉坂選手インスタグラム
https://www.instagram.com/masato_kurasaka/