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今年の夏は、白浜は雨や台風が少なく夏らしい暑さが続きました。お盆の連休では、白良浜の白い砂浜はパラソルで埋めつくされ海水浴のお客さんでにぎわっていました。

今回は、海から離れて少し足をのばし、和歌山県田辺市本宮町にある「川湯温泉」という川に行ってきたのでご紹介したいと思います。

和歌山県の川湯(かわゆ)温泉と呼ばれる川は、田辺市本宮町の大塔川(だいとうかわ)にあります。白浜町からは車で約1時間半のところで、川原を掘れば温泉が湧き出す、全国でも珍しい場所です。

熊野本宮大社から約20分の場所ということもあり、川沿いには宿泊施設が多く立ちならんでおり、熊野本宮大社や那智大社などに行くため宿泊するお客さんも多いようです。

行く道中に雨が降っている場所があったことや、夜中に雨が降ったこともあり、ちょっと流れもありましたが、浅い場所が多いので子ども連れでも安心して遊べました。
普段は流れも穏やかで鮎が泳いでいるのを見ることができるそうです。

実は、この川底から70度の源泉が絶えず湧き出ています。
川の水は冷たいところと温かいところがあり「あ!ここ!あったかい!」と言いながら楽しんでいました。

そして、河原を掘ると温泉が出てくるので石など積み上げて、オリジナル温泉のできあがり!源泉は70度と高温なので、ちょっと川の水を混ぜて調節して下さい。
川で泳いで冷えた身体を温泉につかって温めることができますよ。

旅館に泊まっている方はクワなどを借りて掘ってもう少し深く温泉を作れるし、泊まってなくても、クワやスコップを持参すれば掘ることができます。
自分で掘らなくても、水着を着たまま入れる温泉も用意されています。

川で遊んでいても、すぐに温泉に入れるってなんだか贅沢ですよね。
温泉の質はナトリウム/炭酸水素塩/塩化物泉でさらっとした泉質です。

ここの川は「仙人風呂」といって、川の水量が少なくなる12月〜翌年2月まで川をせき止めて作られます。
「仙人風呂」とは、
仙人のお告げによって発見された、
千人の人が入れる大きさだから、
という2つの理由から名付けられています。

身体を洗う場所やシャワーなどはないのと、混浴なので水着の着用をお忘れなく…。
川の増水などがあると、仙人風呂が入れない場合もありますので行く前には1度問い合わせるか、インターネットでチェックして下さいね。

また、この地域の冬の風物詩として、毎年1月に川をまたいで約70メートルのしめ縄にジャンボ張り子が2月下旬まで登場。

同じく1月に仙人風呂カルタ大会と言って、たくさんの人が川湯に入って杉の木で作られた札を取ります。自然に感謝を捧げるという意味で開催され、県外からもたくさんの人が集まるようです。(新型コロナの影響で自粛中)
もし再開したら、取材に行けたらなと思います。

冬の仙人風呂には行ったことはあるのですが、夏の川湯は初めて行きました。

(冬の川湯温泉:仙人風呂)

私が温泉に横になって入っていると、下の子どもが冷たい川の水を、長男は熱い温泉の水をかけてくるので、熱い!冷たい!熱い!冷たい!の繰り返しでした。
サウナのように整う感じです。

川遊びは5月頃〜9月頃まで楽しめます。ぜひ一度足を伸ばしてみてください。

川根温泉
住所:〒647-1717 和歌山県田辺市本宮町川湯
地図:https://goo.gl/maps/gpBmXF8RJERybdQ6A(Googleマップ)
駐車場:有(有料3時間500円/3時間以上1000円)

■お問い合わせ先
熊野本宮観光協会
住所:〒647-1731 和歌山県田辺市本宮町本宮100-1
電話:0735-42-0735
営業時間:8:30~17:30


レポート:あやこ
たまな商店のスタッフとして日々お客様とのやりとりを楽しみながら、紀伊民報地域ママさんレポーターとしても活躍中!