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白浜で有名な観光スポットといえば、白良浜や三段壁、アドベンチャーワールドなどありますが、その中に夕日100選に選ばれた円月島があります。
その円月島を普段と違う角度から見渡せる公園が、2014年4月にオープンしていたのを知っていましたか?

今回は「番所山公園」を紹介したいと思います!

寛永20年(1643年)に遠見番所が置かれ異国の船の監視に当たっていたことから、「番所山」とよばれています。
昭和40年(1965年)頃には、植物園や動物園、遊園地がありにぎわっていたそうです。閉館してからは長らく手つかずでいましたが、植物園があったことから亜熱帯植物や熱帯植物といった外来植物が多いこともあり、それを活かして番所山公園として再オープンしました 。

標高32.5mの番所山一帯は、白浜の一番先端に位置し素晴らしい景観と豊かな自然が残されていることから国立自然公園に指定されています。
入口からまるでジャングルに入り込んだようです。

さらに、ジブリ映画で出てきそうなトンネルを進みます。

ドキドキしながら通り抜けると、海と龍の置物!

この公園には3つの展望広場があります。まずは第一展望広場。
円月島がいつもと違う角度から見えます。
岩から伸びてる道が見えますか?干潮時はそこまで歩いて行けるので、間近で見ることができますよ。

下の浜に降りるのは、さらに上へ進んで行った第2展望広場。広場の横に階段があり、海まで降りられます。

浜に降りて行くと、小さな穴があいていたのですが洞窟!と子どもたちは大興奮でした。

この場所からも、近くで見えるので迫力ありますね。

第2展望広場は広々としており、腰をおろしてゆっくりできるようになっています。海を見ながらゆっくり休憩したり、お弁当を持ってきて食べたりしてもいいなーと思いました。

ここにはうさぎの置物。
さらに上へ進んで行くと第3展望広場に行くのですが、その途中には鶏が…。

さて、龍(竜)がいてうさぎがいて、鶏がいます、ひつじも…。なんだと思いますか?
そう、干支です。
南方熊楠の著書「十二支考」にちなんで、至る所に十二支の彫刻の置き物が置かれています。

この彫刻は、和歌山県龍神村在住のチェンソーアートの第一人者であり、世界チャンピオンの城所哲二氏が制作し、白浜町の寄贈されたもので、歩く人の目を楽しませてくれます。

次は、第3展望広場です。
ここには、展望塔があり、階段をあがると恋人の鐘が設置されています。永遠の愛を誓い鐘を鳴らすといいそうですよ。

景色も最高です。まだまだ、道は続き頂上まで行けます。

山頂に行くと
「雨にけふる 神島を見て紀伊の国 生みし 南方熊楠を思ふ」
という、昭和天皇の歌碑が建てられています。

意外と知られていませんが、和歌山が生んだ世界的博物学者が南方熊楠です。
民族学の分野のおいて近代日本の先駆者でもあり、同時に植物学「菌類」における初期の代表的な研究者なんですよ。


番所山公園に隣接して「南方熊楠記念館」も建てられています。
この熊楠記念館には、「粘菌(変形菌)」を顕微鏡でみることができます。生きた「粘菌」を見れるのはここだけなんです。

興味がある方は、ぜひ立ち寄って下さい。

昭和天皇が歌碑に詠んだ「神島」

頂上近くにある、トイレも新しく設置されたこともありキレイでした。女性にもお子さま連れも安心して利用できると思います。


番所山で景色を楽しんで、南方熊楠記念館で歴史し触れて見てください。ぐるっと一周できるようになっていますが、案外歩くので歩きやすい靴で散策して下さいね。

新しい観光スポットになることを期待したいです。

番所山公園
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町3601-1
地図:https://goo.gl/maps/8tkvKqM767CPYUGM6
営業時間:9:00~17:00
料金  :無料
定休日 :無休

南方熊楠記念館
http://www.minakatakumagusu-kinenkan.jp/
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町3601-1
地図:https://goo.gl/maps/ycjaiQcW59guup6S6
営業時間:9:00~17:00
料金  :大人600円/小人(小・中)200円
定休日 :毎週木曜日

※2021年10月20日時点の情報です。


レポート:あやこ
たまな商店のスタッフとして日々お客様とのやりとりを楽しみながら、紀伊民報地域ママさんレポーターとしても活躍中!