皆さんこんにちは。
10月に入り気温が下がり秋を感じますね。
ここ数年を振り返ると、夏が終わると急激に気温が下がり冬が始まってしまい秋を感じる日が少なかったように感じます。 今年の10月は秋らしい気温が続き、皆さんそれぞれの楽しみ方で満喫されていると思います。

そこで皆さんは秋といえば何を連想しますか?
『食欲の秋』や『芸術の秋』、『読書の秋』など様々あります。
秋は収穫の季節であったり涼しい夜が長く続くこともあり、その他の季節とは違った楽しみが出来る為このように言われているようです。

私にとって今年の秋はあえて『スポーツの秋』と言わせてください。
人一倍暑がり&人一倍寒がりな私にとってはとても過ごしやすい日々です。今年の夏が異常に暑かっただけに今はとても快適に過ごしています。
ビーチバレーボールの練習も『暑さ』という敵がいない分、一層集中して取り組むことが出来ています。
冬は冬で楽しいイベントがたくさんあるかと思いますが、アウトドアスポーツに勤しむ我々としては今の気候がしばらく続くことを切に願っております。

話は逸れますが、アメリカのカリフォルニアはビーチバレーボールがとても盛んな街なのですが、そのカリフォルニアの気候は一年中今の日本の秋の様です。
気温は常に20度前後で湿度が低くほとんど雨が降らないのが特徴で、海辺には短パンにTシャツで過ごす人がほとんどです。加えて日照時間が長いのでアウトドア(特にマリンスポーツ)を楽しむ人が多い印象です。この『年中外にいても過ごしやすい気候』と『週末は海辺で過ごす習慣』の二つがアメリカでビーチバレーボールを大きく発展させた要因なのだと感じます。
競技の認知度を高める上で、その国の生活リズムや文化に入り込んでいることがスポーツの普及において最強の策だと思いました。

日本に置き換えて考えると、最近の『暑過ぎる夏』やそれに伴う『若者の海離れ』はビーチバレーボールの普及にとって大きな障害です。競技の魅力を伝えると同時に、どのようにして人々の生活の中にビーチバレーボールを組み込んでいけるかが今後の普及における課題だと考えます。

快適な気温の時期ではありますが、朝晩の気温差が大きいいわゆる季節の変わり目です。
体調の壊しやすい時期でもありますが皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか。私はゆっくりと湯船に浸かるなどして身体を冷やさないように気をつけています。
また、気温や気圧の変化によって首が固まりやすいので定期的に首のストレスをしたり温めたりするようにしています。
直ぐに極寒の季節がやってきます。免疫力を高め健康に過ごして頂けたらと思います。

今月に出場した大会と結果は下記の通りです。

・第15回ビーチバレーボール川崎市長杯 優勝

・マイナビジャパンビーチバレーボールツアー 第8戦 グランフロント大阪大会 5位

・マイナビジャパンビーチバレーボールツアー 第9戦 松山大会 5位

トップツアーとはカテゴリが変わりますが、川崎市長杯で優勝することができました。
先月までの反省を活かし、今年一番のパフォーマンスができたように思います。
その要因として個人的にはこれまでにないほどリラックスした状態で試合を進められたと振り返っています。程よい緊張感がありながらも頭の中は非常にクリアで、アイデアがどんどん浮かんでくる状態でした。視野も広くプレーの精度が高かったように思います。試合後の疲労度もほとんどなく、無駄が少ない動きが出来ていたのだと思います。

ではどのような準備をすれば試合でリラックスした状態で高いパフォーマンスを発揮できるのか。
リラックスした状態というとメンタルの問題のような気がしますが、それだけではなく試合へのコンディションの持っていき方や技術への自信も影響しているように思います。

よく心技体という言葉が使われますが、その3つがバランス良く高い状態にあることでリラックスが生まれるのではないかと考えています。
この大会を一つの成功事例として、今後に活かしたいと思います。

一方でツアー大会ですが、今月も思うような結果を出すことが叶いませんでした。非常に悔しい思いをする日々が続いていますが、我々は折れることなく成長に向けてトレーニングを継続しています。
11月にはツアー最終戦の須磨大会が開催されます。これまでの悔しい思いをぶつけ、なんとか勝利を掴みにいきたいと思います。

何卒引き続きご声援の程よろしくお願いします。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

第15回ビーチバレーボール 川崎市長杯(2023/10/07~10/08)

優勝 長谷川 徳海/倉坂 正人 組
1回戦.○ 2-0 石島 雄介/詫間 悠
準決勝.○ 2-0 黒川 寛輝ディラン/福嶋 晃介
決勝.  〇 2-0 庄司 憲右/池田 隼平

祝!優勝!
9月のツアー大会で2戦続けて5位と悔しい結果が続いていましたが、鬱憤を晴らすかのような全試合ストレート勝ちでの優勝。おめでとうございます!

マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2023
第8戦 グランフロント大阪大会
グランフロント大阪開業10周年記念大会(2023/10/13~10/15)

5位 長谷川 徳海/倉坂 正人 組
1回戦.○ 2-1 西村 晃一/Kaufer Martin
準々決勝.× 0-2 黒川 魁/福嶋 晃介

マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2023
第9戦 松山大会(2023/10/27~10/29)

5位 長谷川 徳海/倉坂 正人 組
予選.〇 2-0 マルキ ナシム/安達 龍一
1回戦.× 1-2 石島 雄介/髙橋 巧

川崎市長杯の優勝の勢いを維持して、久々のツアー優勝を期待しましたが、第8戦、9戦とも接戦を落としての5位。やはりプロの世界は甘くないと実感します。頑張れ!倉坂選手!


倉坂 正人 MASATO KURASAKA

石川県金沢市出身
石川県立工業高→早稲田大→三菱オートリース→フリー

ジャパンツアー(BVT1)ランキング 1位(2023.05.2時点)
ジャパンツアー個人ランキング8位(2023.04.24時点)
2022年前期 強化選手
2022年 ジャパンツアー平塚大会 優勝
2022年 ジャパンツアー名古屋大会 優勝
2022年 ジャパンツアーファイナルグランフロント大阪大会 優勝
2022年 クオリティソフトがスポンサード

倉坂選手プロフィール
https://beach.jva.or.jp/player_men/masato_kurasaka_2022/

倉坂選手インスタグラム
https://www.instagram.com/masato_kurasaka/