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こんにちは!ビューティーフード協会代表の室谷真由美です。

3月も気温差が激しい日が多く、もっと桜も早く咲くと思っていましたが、思ったよりも例年並みになりましたね。

そう考えると、やはり気候変動を年々感じるようになりました。
夏と冬はわかりやすいですが、春と秋があるような、ないような、そんな年を過ごすこともあります。

ですが、冬が来れば必ず春は短くともありますので、春の時期の食べ方や過ごし方を改めて知っておくといいかもしれません。

春は陰陽五行からみると、陰性が始まり気分も軽やかに、温かさが心地よくこの時期が好きな方はとても多いですよね。
デトックス期間でもありますが、食べるものはファッション同様少し先取りしていくのがちょうどいいのです。

ですから、旬の食材は、ちゃんと先取りできるタイミングで育ちます。
蕗の薹なんて、雪が降ってる時期から育ちますよね。まだまだ寒いのに春の気配を感じて芽を出してくれます。
その時期から食べておくと、先取りして体内デトックスを始めてくれるわけです。

陰性の時期は、陰性の食材である春の季節のものを食べること。
そして、できるだけ朝ごはんも軽めに、スパイスやハーブも少し取り入れるといいでしょう

春は新しい環境になる方も多いですよね。
新しい学校、職場、それに伴い家族も過ごし方や気の使い方が変わってきます。
変化はまさに陰性のエネルギーですから、どんどん新しいことに挑戦したり、決意したことを始めるのにいい時期です。

ワクワクする楽しいこと、お出かけ、ピクニック、旅行や、お友達と過ごす時間、家の中というよりは、外で過ごす時間を増やしたり、じっくり考えるというよりは、行動に起こしていく時期です。

そういった行動を起こしやすい自分を助けてくれるのが春の食材でもありますから、どんどん旬の美味しいものを取り入れてくださいね。

タケノコやアスパラ、枝豆などなど、ほんの少しの塩があれば素材だけで美味しい!!そんな食材が春の時期のあなたを助けてくれますよ。


トロトロに炒め煮した車麩とほのかな八角風味の甘辛ダレをご飯に絡めて食べると、気分は台湾夜市の屋台へ瞬間移動!
お肉を使うとどうしても脂身こってりな重たい料理になってしまう魯肉飯も、車麩を使って作れば食べ応え十分な爽やかヴィーガン丼になります。

★材料(3人分)

乾燥車麩 … 50g / 片栗粉 … 26g / ニンニクみじん … 10g / 生姜みじん … 5g / 八角 … 1個 / 菜花 … 1パック / 竹の子水煮 … 150g / 絹豆腐 … 50g / ターメリック … 少々 / 甜菜糖・塩・胡椒・顆粒昆布出汁 … 適宜 / 太白胡麻油(米油でも) … 適宜

★材料(調味料)
醤油 … 90cc / 酒 … 90cc / みりん … 90cc / 水 … 360cc / 甜菜糖 … 30g / ヴィーガンオイスターソース(あれば) … 5cc / 顆粒昆布出汁 … 2g / 水溶き片栗粉 … 適宜 / 胡麻油 … 適宜

作り方(車麩を戻して炒める)

手順① 乾燥車麩は水に浸して戻したら水気を絞って適宜カットする。(50gの車麩が絞り後に130g位になりました)
手順② 絞った車麩をボウルに入れて片栗粉を加え、混ぜながら車麩と片栗粉をなじませる。
手順③ フライパンに植物油(分量外)をひき、片栗粉を付けた車麩を加えて表と裏を返しながらカリッとするまで炒める。
手順④ 途中でニンニク・生姜のみじん切りも加えて炒める。

作り方(甘辛ダレを作る)

手順① 鍋に酒・味醂を入れて火にかけ、沸騰させてアルコール分を飛ばす。(アルコール分に火が付くので注意!!)
手順② 醤油・甜菜糖・ヴィーガンオイスターソース(あれば)・八角を加えて煮立て、筍水煮も加えて煮る。

作り方(車麩を煮詰める)

手順① 炒めた車麩の入ったフライパンに甘辛ダレを竹の子も一緒にドバッと移し、中火で煮含める。
手順② 好みの濃度まで煮含め、とろみが足りないようなら水溶き片栗粉でとろみを付ける。
手順③ 火を止めて仕上げに胡麻油を回し入れる。

作り方(豆腐・スクランブルエッグ・菜花)

手順① 絹豆腐とターメリック・調味料・太白胡麻油をフライパンに入れ、豆腐をしゃもじで崩しながら炒める。
手順② 豆腐から出た水分が無くなってスクランブルエッグ状になったら完成。
手順③ 菜花は塩を加えた熱湯で茎の方から茹でて冷水に取り、水気を絞って適宜カットする。

「植物性食材だけとは思えない」ではなくて「植物性食材ならでは」の清々しいコクと旨味を楽しみましょう。

レシピ製作:みつや しろう


室谷 真由美 Mayumi Muroya

「モデル・ビューティーフード研究家」として、体の中からキレイになれる食を追求し、セミナーや各種講演・プロデュース商品などを手がける。

マクロビオティック・ベジタリアン・VEGANなお店を全国~海外規模で開拓し、2,400店舗以上食べ歩いたレポをブログにて紹介中。 ビューティーフード協会を設立し、ヴィーガにゃグルテンフリーに特化した資格講座を開講している。国際文化美容理容専門学校にて「ビューティーフード」が栄養学科目として新設され、毎年700名の生徒を対象に授業を実施。
その他、様々なイベントにてゲスト出演でのトークショー、講演会、セミナー、料理講師、 また、モデルや女優としてCMなどでも活躍中。メニュー監修や・飲食店プロデュースなども行っている。

著書
「東京ダイエットグルメ ~食べて安心・キレイになる~ 」 TBSサービス出版
「塩麹ではじめる キレイ生活」 三笠書房出版 塩麹レシピ本
「ファスティングバイブル」 全レシピ監修  キラジェンヌ出版

コラム
室谷真由美 オフィシャルブログ  http://ameblo.jp/mayucafe/
室谷真由美 オフィシャルサイト  https://muroyamayumi.com/
ビューティーフード協会公式サイト  http://beautyfood-life.com/


みつや しろう Shirou Mitsuya

国内最大規模の外国人宿泊施設食堂料理長を長年務め、世界各地の料理に精通。2018年にBuddha Bowlに出会い、ヴィーガン・プラントベースの料理を作り始める。

以降、ヴィーガンレトルトキーマカレーのメニュー開発・販売、プラントベースメニュー開発等を通じて、ヴィーガン・プラントベース食の機会の販売促進に携わる。得意分野はヴィーガンエスニックメニュー。
現在は、東京ビジネスサービス株式会社フードサービス本部 野菜本部長。

みつや しろう インスタグラム https://www.instagram.com/shiroumitsuya/

室谷真由美のビューティーフードライフ