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こんにちは!ビューティーフード研究家の室谷真由美です。
ここ最近、日本でも植物性ミルクの選べる種類が増えてきていますね。
それまでは「ミルク」といえば「牛乳」と思う方がほとんどだったと思いますが、今は、コーヒーショップに行っても豆乳はもちろん、数種類の植物性ミルクを選べる時代になってきました。

では、植物性ミルクにはどんなメリットがあるんでしょうか?

日本人の私たちにとって一番馴染みやすい植物性ミルクは豆乳。大豆の文化でもありますから、受け入れられやすく、割と安価で手に入るのも特徴。


豆乳は植物性タンパク質としても摂取しやすく、スムージーやプロテインとして便利ですよね。
牛乳ですと、日本人のほとんどの方が乳糖不耐症ですから、分解吸収が思うようにできず、体に負担をかけアレルギーや病気の根元になりがちです。

その点、大豆製品は運動をしなくても摂取しているだけで筋力UPするという研究結果も出ていますからやはり、積極的に摂取したいですよね。

参考記事:https://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20190605/index.html

次に、日本で主流になってきているのがアーモンドミルクです。

アーモンドミルクはビタミンEが豊富ということで、アンチエイジング、老化予防に良いと女性に人気の植物性ミルクです。

意外にも、カロリーや脂質が低いためダイエットにもオススメ。

また植物性ミルクの中では比較的自分でも作りやすいミルクの種類として、RAW FOOD志向の方には好まれていますよね。

市販のものには砂糖など添加物も多く含まれるものがありますから、原材料表示をよくみて選 んでみて下さい。

最近人気なのはオーツ麦(オートミール)から作られたオーツミルク。
TVCMでも流れるようになってきましたね。




オーツミルクは、1カップで1日に必要なカルシウムの約35%と鉄分の約10%が摂取できます。
通常は大豆やナッツのようなアレルギー源が含まれていないので、どんな方も摂取しやすいなどのメリットがあります。

私自身も、スタバに行くとオーツミルクラテを選ぶことが多いです。
豆乳やアーモンドミルクと比べるとクセがなく重過ぎず、さらっと飲める感覚が好きで、豆乳じゃないドリンクを飲みたいときは必ずオーツミルクを選んでいます。

その他、ライスミルクやココナッツミルクなどは手に入りやすいですね。
ライスミルクも、日本の主食であるお米そのものが原料となって作られますから日本人に合っているミルクとも言えますし、ミルクの中では一番好みが分かれるものではありま すが、運動時の栄養補給などには最適ですね。

発酵させて作る甘酒もまた、お米が原料ですから「飲む点滴」と呼ばれるように、栄養補給、 食欲がない時などにも良いと思いますから、保存食のように常時あるといいかもしれません。

今はこのように様々な植物性ミルクが選べますし、ヨーグルトやチーズ、バター、生クリームなども全て植物性ミルクで商品化されているものが、日本でも次々販売されてきています。

是非少しずつでもいいですから、植物性ミルクでできたものを選んでみてください。
いろいろと試してみながら、ご自身の好きな植物性ミルクを見つけてみてはいかがでしょうか。


オーツミルクとジャガイモのポタージュ・パルマンティエ

材料(2人前)
・ジャガイモ    … 200g
・ポロ葱      … 200g 下仁田葱か長ネギでも代用可
・オリーブオイル  … 15g
・水        … 500ml
・オーツミルク   … 100ml
・ローリエ     … 1枚

作り方

手順① 葱を縦半分に切って、薄い小口切りにする。ジャガイモは約半分に切手から、ざく切りにする。
手順② 鍋にEVオリーブオイルを熱し、葱を炒める、ローリエを加える。
手順③ 葱がしんなりしてきたら、ジャガイモを加える。ジャガイモが透き通るくらいまで炒めたら水を加える。
手順④ ジャガイモと葱がやわらかくなったらオーツミルクを入れる。
手順⑤ ミキサーにかけてなめらかにする。塩こしょうをして味を調える。
手順⑥ お皿にポタージュを盛り、お好みの焼き野菜を添えて完成。

レシピ製作:増山 明弘


室谷 真由美 Mayumi Muroya

「モデル・ビューティーフード研究家」として、体の中からキレイになれる食を追求し、セミナーや各種講演・プロデュース商品などを手がける。

マクロビオティック・ベジタリアン・VEGANなお店を全国~海外規模で開拓し、2,400店舗以上食べ歩いたレポをブログにて紹介中。 ビューティーフード協会を設立し、ヴィーガにゃグルテンフリーに特化した資格講座を開講している。国際文化美容理容専門学校にて「ビューティーフード」が栄養学科目として新設され、毎年700名の生徒を対象に授業を実施。
その他、様々なイベントにてゲスト出演でのトークショー、講演会、セミナー、料理講師、 また、モデルや女優としてCMなどでも活躍中。メニュー監修や・飲食店プロデュースなども行っている。

著書
「東京ダイエットグルメ ~食べて安心・キレイになる~ 」 TBSサービス出版
「塩麹ではじめる キレイ生活」 三笠書房出版 塩麹レシピ本
「ファスティングバイブル」 全レシピ監修  キラジェンヌ出版

コラム
室谷真由美 オフィシャルブログ  http://ameblo.jp/mayucafe/
室谷真由美 オフィシャルサイト  https://muroyamayumi.com/
ビューティーフード協会公式サイト  http://beautyfood-life.com/


増山 明弘 Akihiro Masuyama

華調理師専門学校を卒業後、六本木『ジョンカナヤ』を始めとして都内有数のフランス料理店での修業やパティスリーでの勤務も経験。
その後27歳で渡仏、ブルゴーニュからシャンパーニュへと研鑽を積み帰国。

2004年 神楽坂『フレンチダイニング』料理長に就任
2008年 日本初のハーブガーデン『大多喜ハーブガーデン』料理長に就任
2012年 六本木『CROSS TOKYO』総料理長に就任
2016年 赤坂『CROSS TOKYO』に移転
2020年 赤坂『MOSS CROSS TOKYO』総料理長に就任

「ハーブコーディネーター」「スパイスコーディネーター」の資格も取得し、枠にとらわれない“フリースタイルキュイジーヌ”で皆様をおもてなしいたします。

室谷真由美のビューティーフードライフ