前回はオリーブオイル美容法を書かせて頂きましたが、今回は栄養価の高い甘酒美容法を書かせて頂きたいと思います。
前回記事:
ひと夏過ごした肌のスキンケアにオリーブオイルパックがおすすめ
飲む点滴とも呼ばれ、健康面だけでなく美容にもかなり効果が期待出来る事は昨今の甘酒ブームでご存知の方も多いかと思われます。
甘酒には、特にビタミンB群が豊富に含まれ、脂質、糖質の代謝を助けてくれます。
飲むだけでなく、肌に塗る事で保湿効果もあるビタミンB群が、美肌、美白に効き目を発揮するのです。
昔から麹を触る職人の方の手がプクプクできめ細かく、肌が美しいイメージが強いですよね。
酒かすを使った甘酒には、砂糖の甘みが使われていますが、麹甘酒は、米プラス米麹で出来ているもので、米麹には砂糖が使われず、米に麹カビをつけて食品発酵させており、甘みも麹本来のものから作られています。
添加物が一切入らず、新陳代謝が活発になり、肌のくすみがなくなり透明感を手に入れる事が出来ます。
今回は、米と米麹だけでできている“たまなの玄米甘酒 ”を使って、甘酒パックを作ってみました。
たまなの玄米甘酒とハチミツを同量混ぜ合わせて、顔、そして年齢が出やすい首、デコルテ、手の甲に塗り、15分くらい経ったらお湯で流します。
ハチミツ自体も保湿力もあるので、甘酒とダブルで効果が期待出来ます。
お風呂上がりの浸透力が一番良い時につけるのがおススメです。
作ったパックは取っておかず、使い切って下さい。肌が疲れているなぁ、と感じられる時に、週に一度でもやると良いと思います。
家にあるもので手軽に出来て、お財布にも優しいので長く続けていけるのが良いですよね。
これから乾燥が酷くなる冬になりますので、とにかく保湿を日々心がけて過ごして参りましょう!
山田晶紀子 Akiko Yamada
元外資系航空会社CA
料理研究家
AISOオリーブオイルソムリエ
BELINDA STYLE主宰
文藝春秋社より オリーブオイルでやさしいイタリアン 出版
インスタグラム https://www.instagram.com/acco_acco418