オリーブオイルを摂取するタイミング

 

食欲の秋到来、毎日美味しいものが、食卓に並びますね。

毎月開催している食べてキレイになる料理教室では、オリーブオイルは、エーゲの輝き を使用しています。
生徒さんからの質問で、いつ、オリーブオイルを摂取したら、体に1番吸収しやすいか、質問を頂きましたので、こちらでもお話させて頂きますね。

 

答えは、食前です。

しかも、朝起きて1番はじめに、オリーブオイルを摂ると、吸収しやすいです。
人間の身体は、寝ている間は、ある意味、絶食状態に陥ります。起きて、1番はじめに摂るものが、1番身体に浸透していきます。

オリーブオイルは、豊富なミネラル栄養素が沢山含まれていますので、身体のエンジンのためにも良し、また、食欲もおさえられますので、1番最初に摂るとダイエットにも効果的なんです。

 

以下、摂取する注意点です。

•毎日大さじ1〜2杯のオリーブオイルを摂取
•調理して摂取ではなく、生のままで摂る
•食事の1時間ほど前に摂取する
•1日2回程度に分けて摂取する
•2杯以上の摂取は太るだけなので、それ以上の摂取は控える

また、血糖値の上昇を防ぐと、ダイエットに繋がります。

血糖値のコントロールには、食べる順番も重要です。
最初に消化に時間がかかるタンパク質や繊維質の多い野菜を食べれば、その後に糖質の多いご飯やパンを食べても、急激に吸収されることはなく血糖値が急上昇することもありません。

やせたいなら、「野菜→タンパク質→糖質」の順番で食べるのが理想的です。外食などで野菜が摂れないときも、最初はタンパク質を食べるように心がけましょう。

 

パンよりもご飯、また玄米の方が、身体に良いとされています。ですが、たまにはパンも食べたくなります。
パンは、糖質のかたまりで、ダイエットの敵と言われていますが、パンも、オリーブオイルと一緒に摂れば怖くはなくなります。

 

パンは糖質の多い食べ物ですが、食べ合わせによって血糖値の上昇を低くおさえることが可能なんです。
ある医学誌に紹介されたデータによると、パンだけを食べた場合は30分で血糖値が大きく上がっていましたが、バターをつけた場合はピーク値に至るまで90分かかっていました。

これがさらにオリーブオイルになると、ピーク値になるまで120分かかっているうえ、“パンだけ”や“パンとバター”よりピーク値もはるかに低かったのです。

GI値(食後血糖値の上昇指標)の調査においても、オリーブオイルは食後の血糖値を低くおさえることが分かっていますから、糖質とオリーブオイルを一緒に摂ることは非常にお勧めなんです。

ご自宅ではもちろんのこと、外食先でも、バターが出てきても、是非オリーブオイルをリクエストして、オリーブオイルを、ライフスタイルの味方にしてみてくださいね。

 

オリーブオイルは、私にとっては、最強の食材です!

食欲の秋、美味しいものが沢山で、体重コントロールが、難しいですが、オリーブオイルライフで、健康的に秋を楽しみましょう。


TOKUKO

元全日空CA
料理研究家
一般社団法人 食べてキレイになる協会代表として、食べてキレイになる料理教室主宰 BELINDA STYLE主宰
オリーブオイル美容家
フードアナリスト協会評議員
モデル

一般社団法人食べてキレイになる協会 http://eating-for-beauty.com/
インスタグラム https://www.instagram.com/ktokuko