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夏は海水浴でにぎわう白良浜が美術館に変身!!
2021年11月3日~7日「白良浜deひらひらTシャツアート展」が開催されました。
「紀の国わかやま文化祭2021」の障害者交流事業として開催されました。
全国からそして、地元の障害者施設や保育園など応募があった作品をTシャツにプリントして、白浜の青空をキャンパスにたくさんの作品が展示され、夜には竹あかりのライトアップなど白良浜がいつもと違う雰囲気につつまれました。
まるで洗濯物を干しているかのように展示されたTシャツの作品たち。
このTシャツ全てがメイドイン和歌山。
地元の企業や障害者福祉施設の協力のもと、Tシャツのニット生地の製造、裁断から印刷まで全て和歌山県で作られています。
Tシャツを吊るしている柱は地元企業で使用の予定がない紀州間伐材を使用して作られています。
地元の保育園も絵を書いて応募しており、私の子どもの作品も展示されました。
Tシャツは展示が終わるともらえて、この前保育園から持って帰ってきました。
とても特別な思い出の記念になり家に大事に飾っています。
モニュメントには竹あかりといって、アドベンチャーワールドにいるパンダが食べている竹を使って制作されています。
パンダの食べ残しや食べられない幹の部分などが大量に廃棄されてるそうです。そのまま捨てるにはもったいない!ということで有効資源として使用されています。
日が沈むと、竹あかりの開始です。また違った幻想的な雰囲気。
パンダやイルカなどドリルを使って全て手作業でアドベンチャーワールドのスタッフの方が作られたそうです。
これ以外にも竹あかりは展示されています。
アドベンチャーワールド内や白浜町内のホテルに飾られています。ぜひアドベンチャーワールドに行った時には少し探してみて下さいね
全ての障害者の芸術や文化活動を通じて、障害者の生活を豊かにする。
そして障害者への理解や認識を深め、障害者の自立と社会参加の推進を目的として平成13年(2001)から毎年開催されている文化の祭典です。
令和3年(2021)10月30日から11月23日までの23日間、和歌山県では初開催となる「国民文化祭」と「全国障害者芸術・文化祭」を合わせた愛称が「紀の国わかやま文化祭2021」です。
大会のキャッチフレーズは「山青し 海青し 文化は輝く」
山や海が美しく世界遺産など恵まれた地で全国規模の文化祭を開催することで、ますます光輝くことの願いをこめてつけられました。
障害がある人もない人も参加し交流を広げ和歌山も元気に盛り上げて行こうという催しです。
他にもいろいろなイベントがありました。
白良浜のTシャツアートもそうですが、「紀の国トレイナート」というのもこの祭典の中の1つのイベントです。
紀伊半島を1つの美術館にと見立てて、御坊駅から新宮駅沿線の12の地域で風景の中の各作家のアートを表現しています。印南駅にはカエルのオブジェや白浜駅にはペンギン、有田駅舎に書かれたアートなど様々飾られています。
和歌山くろしお号に乗った時には、車窓からの風景をじっくりと見てみて下さい。また違った楽しみかたができるかもしれません。
レポート:あやこ
たまな商店のスタッフとして日々お客様とのやりとりを楽しみながら、紀伊民報地域ママさんレポーターとしても活躍中!