皆さんこんにちは。 今月は2大会ありましたのでまずはその報告からさせてください。

・マイナビジャパンビーチバレーボールツアー第6戦 都城大会 
　結果 5位
・マイナビジャパンビーチバレーボールツアー第7戦 名古屋大会
　結果 5位

以上です。
悔しいですね。今年は優勝もしておきながら5位で終わることも多く、正直不甲斐ない気持ちが強いです。
今月は本当にコラムが上手く書き進められませんでした。何を書くか考えるために試合内容を振り返ろうとしましたが脳が拒絶してなかなか考えるに至りませんでした。それほど結果と内容に悔しさと苛立ちを覚えていたのだと思います。

これまでジャパンツアーは7大会行われました。
今までの結果を振り返ると以下のようになります。

優勝：2回
2位：1回
3位：1回
5位：3回

数字だけを見ても好不調の激しいチームに見えますね。一体何位が正しい立ち位置なのか分かりません。
結果が上手く出ない時はどこかしらに『甘さ』があったと私は捉えるようにしています。普段の練習での詰めの甘さ、目の前にある課題に気付いても流してしまっていた甘さなど。プレーや考えなどさまざまな甘い部分が露呈された結果がここまでの順位を表しているのだと思います。

どのチームも優勝を狙って戦っているだけにもちろん簡単に勝てるわけではありませんが、やはりアスリートとしては勝っていないと悔しいし気が済まないものです。
その過程が人を成長させるという見方も出来ますが、それはあくまで将来に自分が過去を振り返ったときに思える話であって、今その目に遭ってる自分はそうも言ってられません。やはり負けるとへこみますし、24時間悔しさが頭の中を駆け回ります。
どうしたら成長できるのか。今回の試合の後もそんなことしか考えられなくなっている状況です。

今は自分を常に変化させていくことが重要と考えています。日々を全力で過ごすには常に自分をアップデートし続けなければなりません。苦手なことにも積極的に着手し、目の前に起きた事象に瞬時に反応できる状態にしなければなりません。そうでないとどんどん時間は過ぎ去ってしまいます。少し抽象的な言い回しになったしまいましたが、常にその場でやるべきことをやる。これを徹底していきたいと思います。

過去に読んだ漫画にこんな言葉がありました。

明日からがんばるんじゃない…今日…今日だけがんばるんだっ…！今日をがんばった者…今日をがんばり始めた者にのみ…明日が来るんだよ…！

漫画とは言えなかなか心を打ってくる言葉ですよね。何気なく読んでいた漫画から大きな教訓を得ました。
毎日同じ競技をしているとどうしても先のことを考えたくなって、こんな考えを忘れがちになってしまいます。

『明日はこうしよう。』
『今週は先が長いから今日は温存しよう。』

など、つい先延ばしにしてしまうことがあります。
しかし、今を頑張るその繰り返しの先に明日があり明後日があるのです。とにかく必死に『今を生きる』こと。大前提のことかもしれませんが、結果を出すことに焦らず、地道に日々を過ごすことに力を注いでいきたいと思います。

シーズン中はこの様に常にビーチバレーボールについて考える日々が続くので、オフの日にはできるだけを気分転換をしています。
今月は近所で夏祭りをやっていたので覗いてみました。思えばビーチバレーボールを始めてから夏らしい遊びからは遠ざかっています。夏がシーズンの競技に勤しんでいるので当然と言えば当然なのですが、久しぶりに夏の風物詩に触れると心踊るものがありました。
雰囲気が良いですよね。賑やかで皆が楽しそうに過ごしているので、その空間にいるだけで幸せな気持ちになります。

夏祭りといえば所狭しと連なっているさまざまな屋台だと思いますが、その屋台で売られている商品の値段には驚かされました。おそらく私の子どもの頃に比べると金額は2倍近くになっているのではないでしょうか。円安の影響なのか、商品のクオリティが上げたためなのか分かりませんがここまで変わっていることに驚きました。
今の子ども達がお小遣いで満足できるまで遊べているのかとても気になるところです。好きなものを食べ、金魚すくいをし、くじ引き屋に搾取されるところまでが子どものお祭りでの遊び方のセットだと思います。今の子達にも思う存分楽しんでほしいと切に思いました。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
ジャパンツアーも残り3戦となりました。10月は大阪と愛媛で開催されます。なんとか良い報告ができるよう頑張って参ります。
何卒引き続きよろしくお願いします。

マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2023
第6戦　都城大会
第24回　ビーチバレー霧島酒造オープン（2023/09/01～09/03）

5位　長谷川 徳海／倉坂 正人 組
プール戦1．○ 2-1 進藤 涼／小田 涼太
プール戦2．○ 2-1 富田 昂馬／溝端 拓真
決勝. 　× 1-2 関 寛之／詫間 悠

マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2023
第7戦　名古屋大会（2023/09/09～09/10）

5位　長谷川 徳海／倉坂 正人 組
1回戦．× 1-2 庄司 憲右／池田 隼平

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倉坂 正人　MASATO KURASAKA

石川県金沢市出身
石川県立工業高→早稲田大→三菱オートリース→フリー

ジャパンツアー（BVT1）ランキング 1位（2023.05.2時点）
ジャパンツアー個人ランキング8位（2023.04.24時点）
2022年前期　強化選手
2022年　ジャパンツアー平塚大会　優勝
2022年　ジャパンツアー名古屋大会　優勝
2022年　ジャパンツアーファイナルグランフロント大阪大会　優勝
2022年　クオリティソフトがスポンサード

倉坂選手プロフィール
https://beach.jva.or.jp/player_men/masato_kurasaka_2022/

倉坂選手インスタグラム
https://www.instagram.com/masato_kurasaka/