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オーガニックとは、自然環境や生態系、人間の健康に配慮した農業や加工方法、製品を指す言葉であることは確かなのですが、果たしてそれが本当の答えなのでしょうか？

オーガニックの主な特徴
・化学合成農薬や化学肥料、遺伝子組み換え技術の使用を最小限に抑える。
・土壌の持つ力を活かして環境への負荷を少なくする
・植物や動物がもともと備えている外敵への抵抗力を生かす

実はオーガニックが目指すものは、
「食卓をオーガニックにするということではない」のです。

なぜなら、
私たち人間は微生物や植物がいなければ生きていけないという事実があります。
土の中でも、水の中でも、地球上の生命はすべて食物連鎖で繋がっているのです。

微生物が自然界にある有機物を分解し、それを植物が吸収して育ち光合成で栄養を作り、私たち人間をはじめとする動物はそれを食べて生きています。

私たちが健康に生きていくためには、汚染のない水、大気、土が必要なことを今一度思い出し、これまで散々生態系を壊してきた人間が、それを元に戻していかなければならいのです。

故に真のオーガニックとは、
化学農薬や化学肥料、環境ホルモンや遺伝子組み換え技術を避けて、自然のままの健全な食物連鎖を目指すことであり、私たちが健全に自己実現や社会貢献できる状態を保つこと

不自然ではない状態であり 本来の地球の姿にすることなのです。
それができて初めて、オーガニックと言えるのではないでしょうか？

目先のことだけに囚われてしまうことがオーガニックライフではなく、もっと大きな視野を持ち、オーガニックが目指すことを一人一人が心がけて今できることを一歩ずつ進んでいくことが大切です。

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植物性食材だけで作るクリームソースに、たっぷりとキノコを加えたパスタです。ソースの隠し味に味噌と自家製マッシュルームペーストを加えてコクを出しています。
リンゴの赤ワイン煮は材料が揃ったら、あとは煮込むだけでできる手軽なデザートです。白ワインでも同じように作れます。

★キノコたっぷりクリームパスタ
　材料／食材（4人分くらい）

●有機ペンネ　…　250g

●豆乳クリーム入ベシャメルソース
ヴィーガンバター又は豆乳マーガリン　…　30g ／ 薄力粉　…　30g ／ 有機豆乳　…　900gcc ／ 豆乳入り植物性生クリーム　…　30cc ／ マッシュルームペースト　…　30g ／ 味噌　…　20g ／ 塩　…　5g

●キノコ蒸し炒め
ニンニクみじん　…　10g ／ 椎茸　…　100g ／ ブナシメジ　…　100g ／ 平茸　…　100g ／ 舞茸　…　150g ／ マッシュルーム　…　50g ／ オリーブオイル　…　60cc ／ 塩　…　5g ／ 粗挽き胡椒　…　1g

●マッシュルームペースト
マッシュルーム（厚めスライス）　…　200g ／ ニンニク粗みじん　…　10g ／ 玉ねぎ粗みじん　…　100g ／ オリーブオイル　…　30cc ／ 塩　…　3g ／ 粗挽き胡椒　…　1g ／ ヴィーガンバター又は豆乳マーガリン　…　15g

★リンゴの赤ワイン煮
　材料／調味料
小さめリンゴ　…　2個 ／ 赤ワイン（酸化防止剤不使用）　…　160cc ／ 水　…　160cc ／ 甜菜糖　…　50g ／ シナモンスティック（3cmくらい）　…　2本

★作り方（マッシュルームペースト）

手順①	小さめの鍋にオリーブオイルを入れ、ニンニク・玉ねぎを弱火で炒める。
手順②	スライスしたマッシュルームを加えて中弱火で炒め、マッシュルームがしんなりしたらフードプロセッサーに移して回してペースト状にする。
手順③	ペーストを鍋に戻して水分が飛ぶように弱火で炒め、塩・胡椒で味を整えてヴェーガンバター又は豆乳マーガリンを加えて混ぜ容器に移して冷やす。
手順⑤	太白胡麻油以外の調味料と厚揚げ・バジルを加えて中弱火で少し煮詰める。
手順⑥	トマトに少しとろみがついたら仕上げに太白胡麻油を加える。
手順⑦	皿に盛り付けたらフレッシュバジルを飾る。
手順⑧	ライスベリーはジャスミン米重量の5％くらいを混ぜて通常と同じように炊飯します。

★作り方（キノコ蒸し炒め）

手順①	椎茸・マッシュルームは厚めのスライス、その他のキノコは石づきを取って粗くほぐしておく。
手順②	鍋にオリーブオイルを入れ、ニンニクみじんを香りが出るまで弱火で炒める。
手順③	キノコを加えて全体に油がまわるようにかき混ぜながら塩を加え中強火で炒める。
手順④	キノコから水分が出てきたら火を中弱火にして蓋をして途中で混ぜながら10分くらい蒸し炒めし、仕上げに粗挽き胡椒を加える。
手順⑤	太白胡麻油以外の調味料と厚揚げ・バジルを加えて中弱火で少し煮詰める。
手順⑥	トマトに少しとろみがついたら仕上げに太白胡麻油を加える。
手順⑦	皿に盛り付けたらフレッシュバジルを飾る。
手順⑧	ライスベリーはジャスミン米重量の5％くらいを混ぜて通常と同じように炊飯します。

★作り方（豆乳クリーム入ベシャメルソース）

手順①	厚手の鍋にヴェーガンバター又は豆乳マーガリンを入れて弱火で溶かし、薄力粉を入れてよく混ぜながら火を入れる。
手順②	全体がフツフツとして薄力粉の粉っぽさがなくなったら豆乳をでしゃもじでよく混ぜながら少しづつ加える。
手順③	②の作業を繰り返しながら豆乳を加え途中で味噌・塩・マッシュルームペーストを加える。
手順④	ソースがフツフツとしてクリーム状になるまで一煮たちさせ、仕上げに豆乳入り植物性生クリームを加えて混ぜる。
手順⑤	太白胡麻油以外の調味料と厚揚げ・バジルを加えて中弱火で少し煮詰める。
手順⑥	トマトに少しとろみがついたら仕上げに太白胡麻油を加える。
手順⑦	皿に盛り付けたらフレッシュバジルを飾る。
手順⑧	ライスベリーはジャスミン米重量の5％くらいを混ぜて通常と同じように炊飯します。

★作り方（仕上げ）

手順①	パスタは袋の表示通り茹で、ザルにあげて湯切りする。茹で汁は少し取っておく。
手順②	茹でたパスタを鍋に入れ、適量の豆乳クリーム入りベシャメルソース・キノコ蒸し炒めを加えてソースの濃度が濃いようならパスタ茹で汁か残った豆乳でソースの濃度を調整する。

★作り方（仕上げ）

手順①	リンゴは皮を剥いて半分に切り、芯をくり抜いておく。
手順②	小さめの鍋に調味料・リンゴ・水すべてを入れて穴を開けたクッキングペーパーで落とし蓋をして火にかける。
手順③	煮汁が沸騰したら弱火にして途中でリンゴの上下を返しながら、煮汁に少しとろみがつくまで20分ぐらい煮る。
手順④	容器に移して煮汁と一緒によく冷やす。

レシピ製作：みつや しろう

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室谷　真由美　Mayumi Muroya

「モデル・ビューティーフード研究家」として、体の中からキレイになれる食を追求し、セミナーや各種講演・プロデュース商品などを手がける。

マクロビオティック・ベジタリアン・VEGANなお店を全国～海外規模で開拓し、2,400店舗以上食べ歩いたレポをブログにて紹介中。 ビューティーフード協会を設立し、ヴィーガにゃグルテンフリーに特化した資格講座を開講している。国際文化美容理容専門学校にて「ビューティーフード」が栄養学科目として新設され、毎年700名の生徒を対象に授業を実施。
その他、様々なイベントにてゲスト出演でのトークショー、講演会、セミナー、料理講師、 また、モデルや女優としてCMなどでも活躍中。メニュー監修や・飲食店プロデュースなども行っている。

著書
「東京ダイエットグルメ ～食べて安心・キレイになる～ 」　TBSサービス出版
「塩麹ではじめる　キレイ生活」　三笠書房出版　塩麹レシピ本
「ファスティングバイブル」　全レシピ監修　　キラジェンヌ出版

コラム
室谷真由美　オフィシャルブログ 　http://ameblo.jp/mayucafe/
室谷真由美　オフィシャルサイト　　https://muroyamayumi.com/
ビューティーフード協会公式サイト　　http://beautyfood-life.com/

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みつや　しろう　Shirou Mitsuya

国内最大規模の外国人宿泊施設食堂料理長を長年務め、世界各地の料理に精通。2018年にBuddha Bowlに出会い、ヴィーガン・プラントベースの料理を作り始める。

以降、ヴィーガンレトルトキーマカレーのメニュー開発・販売、プラントベースメニュー開発等を通じて、ヴィーガン・プラントベース食の機会の販売促進に携わる。得意分野はヴィーガンエスニックメニュー。
現在は、東京ビジネスサービス株式会社フードサービス本部 野菜本部長。

みつや しろう インスタグラム https://www.instagram.com/shiroumitsuya/