2018年2月某日。佐賀県鹿島市の佐藤農場さんを訪ねてきました。
九州への出張なので少しは暖かいのかなと期待していたのですが、まさかの大雪でした…。汗。福岡空港から佐賀駅まで電車で移動したのですが、窓からみえる景色は一面の冬景色。雪もビュービューと降っていました。
幸い佐賀駅に近づくにつれて雪は無くなり、無事に佐藤農場さんに辿り着くことができましたが…。チョットアセリマシタ…。
今回ご案内いただいた佐藤農場さん宮本さんに聞くと、佐賀のこのあたりは盆地のようになっているので、暑いときはメチャクチャ暑く、寒いときはメチャクチャ寒いのだそうです。
同じミカンの産地でも、瀬戸内に面している愛媛とはかなり気候が違うんだとか。
まだ実が着いたままの圃場を、と言うことで案内していただいた甘夏の圃場は、かなり山を登ったところにありましので、余計に風が強くて冷たくて寒い!!!
佐藤農場さんは有明海を見下ろす山間に位置しています。今回案内していただいた甘夏の圃場からも、有明海がのぞいて見えます。晴天ならもっと良い景色に見えたんでしょうが、残念…。
こうして海の近くにあることで、潮風が運んでくるミネラル分が作物にも良い影響があるのだと言います。
佐藤農場さんを象徴する景色はこの緑の絨毯。
除草剤を使わず草刈りも行わず、手間ひまかけて草をこのように倒していきます。この緑の絨毯の下で、虫と共存し自然の循環を行うことで豊かな圃場を作っています。
圃場に入ってみると、足元はフッカフカでした。緑の絨毯の下の土も柔らかくて除草剤を撒いて草刈りをしてカチコチになってしまっている圃場とは大違いでした。
見た目にはもう食べられそうに見える甘夏ですが、あと一月ほどこのまま木に成らせた状態で寒気に触れさせておくことで、甘味がグーンとのってくるんだそうです。出荷開始は3月末くらいかな?とのことでした。
甘味がのった甘夏を楽しみにしつつ、その前に不知火でこぽんの出荷が始まりますので、まずは甘~い不知火でこぽんを楽しみましょう。
今度来るときはもう少し暖かいといいな。。。