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こんにちは!ビューティーフード協会代表の室谷真由美です。

皆さんは普段から疲労やストレスを溜めない工夫はされていらっしゃいますか?
今回は、自己免疫疾患についてお話ししようと思います。

自己免疫疾患は、とても種類の多い疾患群と言われており、気がつかないうちに進行してしまい、取り返しのつかないことになる場合もあるそうです。

みなさんもよく知る自己免疫疾患はアレルギー性疾患と、関節リウマチ。
気が付かない原因の一つが、発症原因が不明なことがほとんどだそう。

しかしながら、自己免疫疾患の患者数は年々増えており、今では1000万人以上と言われています(アレルギー性疾患を除く)いわゆる国民の十人に一人が自己免疫疾患なわけです。

ある方の症例によると、
35歳の女性で体の異変に気がついたのは急に疲れやすくなったからということですが、食欲もあるし不眠症でもないのに、ちょっと体を動かすとすぐに疲れてしまうという症状が頻発し、下半身が重く、全身がだるくなり歩けなくなる。

様子を少しみていたものの、回復する兆しがなかったので、病院へ行って検査してみると 「特発性I型糖尿病」という診断がでたのです。

その女性の家族や家系に一人も糖尿病の人もいらっしゃらず、お寺に嫁いだので食生活も含めて規則正しいっ生活だったとのことです。

I型糖尿病は自己免疫疾患で、インスリンを生産するランゲルハンス細胞を免疫系が攻撃破壊してしまう病気。
8割は遺伝的要因で幼少時に発生するらしいのですが、2割は成人になってから遺伝要素とは無関係に発症するものの、原因は不明という病気です。

35歳の女性は思い返してみると、疲れが取れない症状が出始めてから1年半ほど経過しており、その間に悪化してしまい、インスリンを投与しなければならないほどの状態に。
1年半前に計り知れない疲労とストレスが覆い被さるプライベートと仕事の両立があったようです。

疲労だけならまだしも、精神的ストレスが多くなると、必ずと言っていいほど、人は体のどこかしらの機能が壊れ始めます。

でも、疲労とストレスはセットのようについてまわりますよね。
真面目な人、頑張り屋さんほど、自分の疲労やストレスに気が付かないもの。

現代人の課題は、「自己愛」だと感じています。
一番簡単でもあり、一番難しい課題です

自分を後回しにしがちなのですが、やっぱり毎日頑張ってる自分には「ありがとう」をたくさん言ってあげてください。
そして、ストレス解消にもなるであろう、その時間をつくることですね。

また日本人は、セルフケアをする人が少ない、相談できる専門家があまりいない。
そもそもプロに相談するという文化がなかったりもしますよね。 まずは1日1回、自分を褒めてあげる癖をつけてみるといいかもしれません。

日記を付けたり、自分の本音を吐き出せる場所、振り返れる時間。
忙しかったり疲れていると、その時間を取ることもできなくなりますから、やはり自分のための時間を作るというのは一番の課題かも知れませんね。


「厚揚げのトマト煮」はベトナムでは定番の御飯のおかずです。
今回はホーチミンの定食屋さんで食べた味を思い出しながら、シメジとバジルを加えてアレンジしてみました。出来たてもいいのですが、冷蔵庫で冷やして食べると厚揚げに味が染みて一層美味しいです。バゲットやカンパーニュに合わせても。

★材料/食材(2人分)

厚揚げ(サイコロカット) … 1丁(250g~300g) / ブナシメジ … 80g / ニンニクみじん … 10g / ダイスカットトマト缶 … 400g / バジル … 6枚 / 鷹の爪(種を抜く) … 1本 / 水 … 80cc / 米油 … 15cc

★材料/調味料
白醤油 … 45~50cc / 甜菜糖 … 12g / ヴィーガンオイスターソース … 5cc / 粗挽きブラックペッパー … 0.5g / 塩 … 1g / 顆粒昆布だし … 2g / 日本酒 … 15cc / 太白胡麻油(あれば) … 5cc

作り方(ファラフェル)

手順① 厚揚げは厚さを半分にして1.5cm角くらいのさいころ形に切り、熱湯でさっと茹でて油切する。
手順② 鍋にニンニクみじん・米油を入れ、ニンニクの香りが出るまで弱火で炒める。
手順③ 鷹の爪・ほぐしたブナシメジを加えて炒め、火を強めて日本酒を加える。
手順④ ダイスカットトマト・水を加える。
手順⑤ 太白胡麻油以外の調味料と厚揚げ・バジルを加えて中弱火で少し煮詰める。
手順⑥ トマトに少しとろみがついたら仕上げに太白胡麻油を加える。
手順⑦ 皿に盛り付けたらフレッシュバジルを飾る。
手順⑧ ライスベリーはジャスミン米重量の5%くらいを混ぜて通常と同じように炊飯します。

「ライスベリー」は抗酸化物質や食物繊維などを豊富に含むタイの新品種の紫餅米でスーパーフードとして注目されているお米です。

レシピ製作:みつや しろう


室谷 真由美 Mayumi Muroya

「モデル・ビューティーフード研究家」として、体の中からキレイになれる食を追求し、セミナーや各種講演・プロデュース商品などを手がける。

マクロビオティック・ベジタリアン・VEGANなお店を全国~海外規模で開拓し、2,400店舗以上食べ歩いたレポをブログにて紹介中。 ビューティーフード協会を設立し、ヴィーガにゃグルテンフリーに特化した資格講座を開講している。国際文化美容理容専門学校にて「ビューティーフード」が栄養学科目として新設され、毎年700名の生徒を対象に授業を実施。
その他、様々なイベントにてゲスト出演でのトークショー、講演会、セミナー、料理講師、 また、モデルや女優としてCMなどでも活躍中。メニュー監修や・飲食店プロデュースなども行っている。

著書
「東京ダイエットグルメ ~食べて安心・キレイになる~ 」 TBSサービス出版
「塩麹ではじめる キレイ生活」 三笠書房出版 塩麹レシピ本
「ファスティングバイブル」 全レシピ監修  キラジェンヌ出版

コラム
室谷真由美 オフィシャルブログ  http://ameblo.jp/mayucafe/
室谷真由美 オフィシャルサイト  https://muroyamayumi.com/
ビューティーフード協会公式サイト  http://beautyfood-life.com/


みつや しろう Shirou Mitsuya

国内最大規模の外国人宿泊施設食堂料理長を長年務め、世界各地の料理に精通。2018年にBuddha Bowlに出会い、ヴィーガン・プラントベースの料理を作り始める。

以降、ヴィーガンレトルトキーマカレーのメニュー開発・販売、プラントベースメニュー開発等を通じて、ヴィーガン・プラントベース食の機会の販売促進に携わる。得意分野はヴィーガンエスニックメニュー。
現在は、東京ビジネスサービス株式会社フードサービス本部 野菜本部長。

みつや しろう インスタグラム https://www.instagram.com/shiroumitsuya/

室谷真由美のビューティーフードライフ