自然栽培の棚田の菜種 |
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山口さんのなたね油一番しぼりは、佐賀県有田町の美しい棚田で、山口 輝雄さんが自然栽培で育てた国産菜種(ななはるか)だけを、化学溶剤を使わず昔ながらの圧搾法で搾った一番しぼりのなたね油です。
原料の菜種を搾ったままの美しい琥珀色。
ごま油を思わせるような焙煎された菜種の香りと厚みのあるまろやかな味わいが秀逸です。
調理用としてだけでなく、ドレッシング代りなど生食でも使えるなたね油です。
原料に使用している菜種は、佐賀県有田町の山口 輝雄さんの菜種のみ。
エルシン酸※を含まず暖地向きの国産品種「ななはるか」を、農薬や化学肥料を一切使わずに育てています。
エルシン酸
日本の古来種の菜種には、大量に摂取すると心臓に負担がかかると言われているエルシン酸(エルカ酸)が含まれています。そのため、菜種油の摂り過ぎには注意が必要で、特にお子様の摂取には注意が必要と言われ、エルシン酸が含まれないキャノーラ種が海外から多く輸入され普及するようになりました。(キャノーラ油)現在では国内品種でも品種改良などにより、ななはるかのように無エルシン酸の菜種も作られるようになっています。
有田焼の産地として知られる佐賀県有田町は、日本の棚田百選に選ばれた岳の棚田を始め、国見山系の天然水が豊富な棚田が数多く点在する美味しいお米の産地でもあります。
山口 輝雄さんは、標高700mの棚田で佐賀県の特別栽培認証制度に沿って米作りをされている傍らで、農薬や化学肥料を一切使わない菜種作りにも取り組まれています。
自然栽培の菜種の搾油は、長崎県大村の冨永製油所さんが行っています。
薪で炒って焙煎した菜種を、素材の風味を損なわないよう昔ながらの圧搾法で搾って、一滴ずつ丁寧にろ過して作っています。
菜種を圧搾するだけで採れる一番搾りと言われる油の量は少なく、また大変な手間がかかりますので、どうしても高価になりがちですが、菜種本来の風味と栄養素を残して作られた貴重な菜種油なのです。
一般的に販売されている多くの菜種油は、菜種の搾りかすから石油由来の化学溶剤を使って抽出した油を混ぜることでコストを抑えています。
但し、化学溶剤の刺激臭が食用には向かないため加熱して脱臭されているため、このようにして作られた菜種油では、栄養素の多くが失われていたり、菜種本来の風味を味わうことはできません。
国内で流通している菜種油のほとんどが海外からの輸入された菜種を原料にしていて、国産品種のシェアは1%にも満たないと言われています。
ある市民団体の調査では、最大手を含む国内メーカーの多くが、原料の輸入菜種については遺伝子組み換え不分別(管理していないので、混在している可能性が高い)と回答しています。
希少なNon-GMO(非遺伝子組み換え)の国産品種、そして農薬・化学肥料を一切使わず育てた菜種の一番搾りのみを使用した山口さんのなたね油は、本当に希少な油なのです。
なたね油の加熱レシピとしては、やはり「天ぷら・かき揚げ」が定番。香り良くパリッと食感よく揚がります。
詳しいレシピはたまな商店のクックパッドで公開中(外部サイトへ遷移します)
https://cookpad.com/recipe/7183237
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名称 | 食用なたね油 |
原材料名 | 食用なたね油(採種:佐賀県有田町) |
内容量 | 450g |
賞味期限 | 製造後1年間(2024年6月) |
保存方法 | 直射日光を避け、常温で保存してください。 |
製造者 | 冨永製油所 長崎県大村市溝陸町330 代表 冨永 登 |
栄養成分表示 | 熱量:0g、たんぱく質:0g、脂質:0g、炭水化物:0g、食塩相当量:0g |