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1月25日、全国的な強烈寒波の影響で、白浜町も雪化粧に覆われました。
白浜町出身の主人は、「生まれて初めて、こんなに雪が積もっているのを見た」と子どもより喜んでいました。

子どもたちも、雪だるまを作ったり雪合戦をしたりと、めったに降らない雪をめいいっぱい楽しんでいましたよ。

まだまだ寒い日が続いていますが、少しずつ春の気配が聞こえてきました。
1年の間で約1ヶ月の間しか入れない「南部梅林」を紹介します。

和歌山県みなべ町晩稲(おしね)地区にあります。白浜町からは車で約30分ほどの場所です。
梅林の開園は新型コロナの影響で開園を自粛していましたが、今年3年振りの開園となりました。期間は2023年1月28日〜2023年2月26日までの予定です。
南部梅林は日本最大級の広さを誇り「一目百万、香り十里」とうたわれるように、約100ヘクタール(302,500坪)の敷地に約8万本の梅の木があります。

ここから入場門まで約400m登ります。その途中に、期間限定の南部梅林名物「かたやまのいももち」があります。
これを目当てに訪れる人が多く、土日になると行列ができていてお昼すぎには売り切れになるほどの人気店ですよ。

さらに上へ進んで行くと入園門がありますが、その途中にも梅干し、漬物、など地元のお店が期間限定で出店していて私たちの目を楽しませてくれます。
まだ見頃ではないので、今回はお店は出ていませんでしたが2月頃になると賑わいもみせてくれると思います。
入園門で大人(中学生以上)300円/小学生100円の入場料を払います。ペットも入場可能なので、ワンちゃん連れてる方もいましたよ。

入園門からさらに歩いて行くと展望台があり、そこからはみなべ町の街並みと海が見えます。

観賞用としての梅の木には花が少し咲いていましたが、梅林全体はまだつぼみの状態です。見頃は2月中旬頃を予想しているそうです。
開花状況などは梅の里観光協会HP(https://minabebairin.com/)でご確認ください。
見頃になると、本当にキレイです。

登って行くと、南部梅林公園に到着です。

この場所はイベント会場になっていて期間中は様々なイベントが行われており、見頃となる2月頃にはよさこい踊りや猿回しなどがある予定です。

他にも、フォトコンテスト応募作品展や小学生作品展写真、クイズに答えるとペア宿泊券が当たるイベントなども催されてます。
椅子もあるのでお弁当を食べたり、いももち食べたりとちょっと休憩しながら梅の花を堪能してください。

梅林内をぐるっと回れるのですが、Aコース約4キロ(約80分)Bコース約3キロ(約60分)のコースがあります。

ちゃんとAとBと分岐点を書いてくれてるので、私たちは短めのBコースを選択、その通りに進んで行きます。

この辺りもまだつぼみですが、ここ全部に梅の花が咲いていたらと思うとすごいですよね。

こちらは数年前の写真ですが、梅の花が咲いていたらこんな感じです。

これも全て梅の木です。
花が満開に咲き誇り、そして散っていくと梅農家さんは収穫にむけての準備で大忙しです。

畑にも少しだけ梅の花が咲いています。ゆっくり歩きながら、約1時間ほどで元の場所に戻ってきました。

私も子どもも、ヘトヘトで歩き疲れました。散策する時は、スニーカーなどの歩きやすい靴で来るのをおすすめします。

さきほど紹介した「かたやまのいももち」ですが、梅林に来た時には必ず食べて欲しい!
梅林よりも、むしろこっちを目当てに行ってるともいえるかもしれません。

私と同じように、これを目当てで来るお客さんも多く売り切れることもあるので早めの購入がおすすめで、予約購入も可能です。

いももちは、自家製栽培のさつまいもともち米をつき合わせて作ったお餅に、こしあんを入れて外側にきな粉をまぶしたシンプルなお餅です。
やわらかくとろけるような食感であんこの甘さも控えめ、何個でも食べられそうです。
1個120円と6個720円でバラ売りも可能です。

賞味期限が1日となっていて、翌日になると少しかたくなってしまいます。
レンジで温めるとやわらかくなりますが、無料休憩所のイートインスペースもあるので、せっかくなら1個はつきたてのその日のうちに食べてみて下さい。

ここは入場門の手前にあるので、入場料を払わなくても買うことができますがお店に訪れる際には、梅林の有料駐車場に停めるようにお願いします。

期間は2月末までを予定していますが、材料がなくなり次第早めに閉店する場合もあるので、2月の後半は電話やFacebookまたはInstagramでチェックして下さい。開園期間のみの営業なので、買い逃したら来年までおあずけですよ。

和歌山県に住みだして、梅林の開園を聞いたら春が近づいてきているな〜と感じるようになりました。
見頃の2月頃にはかなりの渋滞は予想されますが、短い期間のこの時しか見れない景色です。ぜひ一度足を運んでキレイな梅の花を楽しんで下さい。

■お問い合わせ先
南部梅林
住所:〒645-0022 和歌山県日高郡みなべ町晩稲
電話:0739-74-3464
   0739-74-8787(みなべ町観光協会)
地図:https://goo.gl/maps/jzkQRF6XaPEEpkUr5(Googleマップ)
営業時間:8:00~17:00
駐車場:500円/日
入場料:大人(中学生以上)300円
    小学生 100円

かたやまのいももち(かンた山農園)
電話:0739-74-3232
営業時間:9:00~16:30
Facebook/Instagram:カンた山農園(Withかたやまいももち)


レポート:あやこ
たまな商店のスタッフとして日々お客様とのやりとりを楽しみながら、紀伊民報地域ママさんレポーターとしても活躍中!