倉坂正人コラム『我以外皆師』Vol.30「8月の大会に向けて」

皆さんこんにちは。
日本ってこんなに暑かったでしたっけ？最近外の空気が息苦し過ぎて家から出ることすら本当につらいです。子どもの頃はここまで暑さを感じなかった気がするのですが、実際どうなんですかね。ゲリラ豪雨の発生も例年以上に多い気がするし、これが地球温暖化だと言われるとこの先の未来がとても恐ろしく感じます。。。

最近は家を涼しくして好きな映画を観ることにとつてもない幸せを感じています。ビーチバレーボールの練習によって熱中症ギリギリになり、帰宅後シャワー（冷水）を浴びてリビングでくつろぐ瞬間に『生きているなー』を実感できます。普通に暮らすだけでも危険な気温の中で、砂浜を走りまくっている自分達はとてつもなく命を使い果たしていると改めて感じます。

ちなみによく観る映画はジブリとディズニーです。意外という声が聞こえてきそうですね。ジブリに関しては特に『耳をすませば』や『コクリコ坂から』が好きです。どちらも学生の恋愛を描かれている作品ですね。意外だという声が更に聞こえてきそうです。(笑)
元々人間味溢れる瞬間が私は好きなので、映画に関してもSFやファンタジーよりもヒューマンドラマが好きです。洋画でいうと『プラダを着た悪魔』と『ショーシャンクの空に』はここ数年変わらず私のトップ２です。

皆さんのおすすめがあればぜひ教えてください。

ジャパンビーチバレーボールツアー2024　第４戦立川立飛大会

結果：５位

この大会は普段とは違う大会形式で、複数のチームが一つのコートで同時対戦する『King of the court』という形式で開催されました。形式の詳細については複雑なので割愛しますが、今までのジャパンツアーにない初めての取り組みでした。
初めてという点では、開催する時間帯がナイターだったのも初めてでした。
そんな初めて尽くしの立川立飛大会ですが、会場は非常に盛り上がっていました。
夕方から試合スタートだったので日中の暑さから逃れられたことのメリットを大きかったと思います。観客の皆さんは暑さというストレスが軽減されたことでリラックスして観戦できたと思います。また複数のチームが同時対戦するので、ルールは複雑ですが様々な選手のプレーを同時に見られることに面白さを感じたという声も多かったです。

そしてなにより、立川立飛大会のコートにはバーベキュー会場が隣接されていることが最大の盛り上がりポイントだったと思います。観客の中には、試合観戦以外の空き時間にはバーベキューを楽しんでいる方がいたり、またそこで買い込んだお酒を持って試合観戦する方がいるなど、今までにはない陽気な空気が会場にあったと思います。

これでこそスポーツ観戦ですよね。プロ野球の会場ではお酒が販売されているのが当たり前ですし、ビーチバレーボールにおいても海外の大会を見ると、観客が水着でお酒を飲むのが通常スタイルなんです。今回の大会はその空気感があったので選手としてはとても嬉しかったです。いつも以上に会場や観客からエネルギーをもらえた感覚があります。ぜひこのスタイルが日本にも浸透し、更に盛り上がることを期待します。

皆さんぜひパリオリンピックのビーチバレーボール競技を見てください！！
世界最高峰の試合が見られるので面白いのは確実ですが、なにより会場がとてつもないです！
なぜなら特設された会場はなんとあのエッフェル塔の目の前です！

これが何を表すかというと、世界におけるビーチバレーボール競技の人気度合いです。オリンピックのメイン会場はいくつかあると思いますが、誰もが知るエッフェル塔の目の前に会場が作られることはメイン会場として紛れもない事実だと思います。

聞いた話ですが、ビーチバレーボールの観戦チケットは他の競技よりも高値で取り引きされているそうです。そんなことも含めてビーチバレーボールの人気が伺えますね。
既に大会は始まっていますが、会場は物凄い盛り上がりです。ぜひ本場の空気感を味わっていただけると幸いです。

さて、８月には第５戦の青森大会が開催されます。早いものでこれが前半戦の最終試合になります。
ここまで様々な挑戦をしてきて、数多くの成功と失敗を繰り返してきました。私の考えは『最後に成功すれば、それまでの失敗も全ての成功になる』です。
もちろんまだまだ現役は続けるつもりですが、一つ一つのターニングポイントを重点的に結果に拘っていきたいと考えています。この青森大会では、年始から積み上げてきたものを最大限に発揮し一戦一戦そして一球一球を大切に試合に臨んでいきたいと思います。
引き続きご声援よろしくお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。