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こんにちは!ビューティーフード研究家の室谷真由美です。

立春を迎えたら、体も春の準備が必要です。

まだまだ寒い季節ですから、立春がきても「春」という気分にはなかなかなれないものですね。
ですが、体はそろそろ春の準備を意識していかないといけません。
3月になると一気に山菜や芽吹くものが顔を出してきます。
私たち人間も、地球上では動物ですから、自然界の移り変わりをよく観察し、順応していかなければなりません。

この時期に食べると良いものは、基本的には根菜類は引き続きいただきながら、春の食材も南の方から順番に採れてきますので、少しずつ取り入れていきましょう。
具体的には…、

小松菜

寒さが本格的に厳しくなることが旬となる冬の代表的な青菜。ビタミンA、B2、Cを多く含み、カルシウムや鉄分も多く含んでいます。

青梗菜

冬場の貴重な青菜として中国料理に利用され、お浸し、汁もの、炒め物などがあります。クセがなく白菜のような歯触りでビタミンA、カルシウムやカリウムを多く含んでいる。

ウド

寒ウドは早生で11月〜2月が旬。春ウドは4月〜6月。アクが強いので、ビタミン類は流出してしまいますが、独特の香りや歯ざわりが美味しいです。

ふきのとう

冬が旬で、カリウムが豊富。高血圧やむくみに効果的。苦味成分のアルカノイドは肝機能を強化し新陳代謝を促進します。

果物では、りんごや八朔、
お魚だったら、タラ・イトヨリ・白魚・わかさぎ・かさご・マグロ
などが良いようです。

季節を先取りすると体にもいいことが

冬は腎臓を強化する季節でしたが、春は肝臓や胆嚢にいいものを摂取するといい時期ですよね。
春はまさにデトックスの季節です。苦味のあるお野菜を食べ、毒素を排出して季節の変わり目や余寒を乗り切る体作りをしていきましょう。


春野菜とハーブのベニエ ソイソース ローズマリーソルト

材料(一人前)
・菜の花          … 2本
・フキノトウ        … 1個
・ウド           … 適量
・セージ          … 3本
・ベニエ生地<A>     … 適量
・ソイソース<B>     … 大さじ1
・ローズマリーソルト<C> … 適量

<A>ベニエ生地
・米粉           … 75g
・片栗粉          … 20g
・ベーキングパウダー    … 少量
・水            … 100g
・ドライオレガノ(もしあれば)… 小さじ1
・塩            … 少量

作り方

手順① 菜の花、フキノトウ、ウド、セージに米粉をまぶしベニエ生地にくぐらせて揚げる。
手順② お皿にソイソースをひき、揚げた野菜を盛り付け、ハーブソルトを添えて完成。

<B>ソイソース
・絹ごし豆腐 … 一丁
・マスタード … 大さじ2
・リンゴ酢  … 30cc
・白味噌   … 大さじ1

手順 豆腐は重しを乗せて水気を抜いておく。全ての材料をすり鉢かフードプロセッサーでペースト状にする。

<C>ローズマリーソルト
・ローズマリー … 1pc
・塩      … 50g

手順① ローズマリーの枝から葉を外して乾燥させる。
手順② 乾燥したローズマリーの葉と塩をミルミキサーにかけ粉末にする。

レシピ製作:増山 明弘

室谷 真由美 Mayumi Muroya

「モデル・ビューティーフード研究家」として、体の中からキレイになれる食を追求し、セミナーや各種講演・プロデュース商品などを手がける。

マクロビオティック・ベジタリアン・VEGANなお店を全国~海外規模で開拓し、2,400店舗以上食べ歩いたレポをブログにて紹介中。 ビューティーフード協会を設立し、ヴィーガにゃグルテンフリーに特化した資格講座を開講している。国際文化美容理容専門学校にて「ビューティーフード」が栄養学科目として新設され、毎年700名の生徒を対象に授業を実施。
その他、様々なイベントにてゲスト出演でのトークショー、講演会、セミナー、料理講師、 また、モデルや女優としてCMなどでも活躍中。メニュー監修や・飲食店プロデュースなども行っている。

著書
「東京ダイエットグルメ ~食べて安心・キレイになる~ 」 TBSサービス出版
「塩麹ではじめる キレイ生活」 三笠書房出版 塩麹レシピ本
「ファスティングバイブル」 全レシピ監修  キラジェンヌ出版

コラム
室谷真由美 オフィシャルブログ  http://ameblo.jp/mayucafe/
室谷真由美 オフィシャルサイト  https://muroyamayumi.com/
ビューティーフード協会公式サイト  http://beautyfood-life.com/


増山 明弘 Akihiro Masuyama

華調理師専門学校を卒業後、六本木『ジョンカナヤ』を始めとして都内有数のフランス料理店での修業やパティスリーでの勤務も経験。
その後27歳で渡仏、ブルゴーニュからシャンパーニュへと研鑽を積み帰国。

2004年 神楽坂『フレンチダイニング』料理長に就任
2008年 日本初のハーブガーデン『大多喜ハーブガーデン』料理長に就任
2012年 六本木『CROSS TOKYO』総料理長に就任
2016年 赤坂『CROSS TOKYO』に移転
2020年 赤坂『MOSS CROSS TOKYO』総料理長に就任

「ハーブコーディネーター」「スパイスコーディネーター」の資格も取得し、枠にとらわれない“フリースタイルキュイジーヌ”で皆様をおもてなしいたします。

室谷真由美のビューティーフードライフ