プルーン畑に続いてリンゴ畑も見せていただきました。
ここも除草剤を使わずに育てているので、地面は草で覆われています。お隣の畑との境目が分かりやすい。笑
因みに、カネト園さんでは全ての作物をピロール農法で育てられています。もちろん天山も。
リンゴの実もまだ青いです。出荷はまだ先。
この夏は天気が悪い日が長く続いているので、日照不足でなかなか実に色がついてこないのだそうです。
梯子に昇ってみてみると、日が当たりやすいてっぺん近くの実だけ少し色付き始めてました。
近隣の農家さんの中には、日照不足を補うために枝や葉を払ってしまって、実に日光を沢山当てて色付きを良くしようとするところもあるらしいのですが、そのようにして色を付けたリンゴは実に十分な甘みを蓄えることができなくて美味しくないのだそうです。
それなのに、そんな無理をして色付けをしようとするのは、店頭に並べたときに色付きの良いものの方が売れるから…。私たち消費者が見た目だけで選んでしまうからなんですね…。
色付きのいいもの、形のきれいなものを求める消費者の選び方が、こうした育て方をさせてしまうのですね。考えさせられました…。
リンゴに混ざって梨もありました。こちらは「南水」という長野以外ではあまり作られていない品種なんだそうです。
こちらも木からもいで表面だけ少し拭っていただきまし。シャキシャキとした食感にジュワ~と溢れる果汁の美味しいこと!
来年はぜひピロール梨・南水をたまな商店でもご紹介したいなー。
リンゴ畑を歩いて回ってたら何やら下から視線を感じて、ふと見るとネコちゃんと目が合いました。
カネト園さんのリンゴ園に住み着いているネコちゃんで、リンゴの収穫時期になると現れるネズミを追い払ってくれる番犬ならぬ番猫なんだそうです。
この畑で生まれてずっとこの畑に住み着いてるそうです。御年なんと23歳!すごい長寿!
やたら人懐っこくて、ミーミー鳴きながら足元をグルグル。おとなしく抱っこもさせてくれました。
今度来るときも会えるかな?元気でね。
カネト園さん、お忙しいところありがとうございました。