近年、オリーブオイルやオリーブの実を食することが定番となり、それだけでなく、国産のものも珍しくなくなってきましたね。
では一体いつから日本に入ってきたのでしょうか。少し日本での歴史を調べました。
1861年、医師の林洞海がオリーブを輸入しました。横須賀に植えたのですが、寒さに耐えられず結実しなかったとのことです。
その13年後、佐野常民(日本赤十字の創始者)が持ち帰ったイタリア産の苗が、なんと和歌山にて初めて実をつけたのだそうです!もしもその頃、和歌山でオリーブ栽培が広がっていれば、今頃は小豆島のような一大産地になっていた可能性もありますね。
小豆島にオリーブが入ったのは、さらに後の明治41年(1908年)だったそうです。
それにしても、オリーブにいち早く目をつけたのも、栽培に成功したのもお医者様とは、オリーブの健康効果を物語るような気がしてなりません。