今回の野菜セットが今シーズン最後となりました。暖冬の影響で例年より2週間早い終了となってしまいました。継続して野菜を作り、出していく難しさを実感しています。来年は少しでも長く出荷できるように、品種を選び、栽培技術を高めていきます。
とう立ちを遅らせるために、母本を選ぶ際にとう立ちの遅いものを選んでいくと、徐々にとう立ちが遅くなる傾向があると師匠の岩崎さんから学びました。そのためには、常に野菜を観察して細部まで見ておかないといけないということです。野菜と暮らすという意味がわかる気がしました。
今シーズンの野菜セットはいかがだったでしょうか?来年の参考にご意見・ご感想をよろしくお願いいたします。次回は夏野菜でお会いしましょう!
今回お届けした野菜
宮内菜(みやうちな)
アブラナ科。群馬県の宮内さんが昭和47年に開発してできた固定種。花芽をつける側枝(一番大きな中心の花芽の脇から出てくる枝)を手でかきながら収穫する。ビタミンCやカルシウムなどが多く含まれ、野菜が無くなる時期の栄養源。
3年前に岩崎さんより種を分けていただき栽培を開始。生命力に溢れ、花をつける4月には2mにも成長し沢山の花をつけ、種も沢山採れる。
昨年栽培を休んで、種採りもしなかったせいか、今年は株が小さいようです。収穫は手間がかかりますが端境期に収穫できる美味しい貴重な野菜なので大切に守っていきたいです。
うま紅人参
薄くスライスした玉ねぎをオリーブオイルで炒めて、人参を加え、水を入れて煮込み、ブレンダーかミキサーで潰して牛乳か豆乳を加えてポタージュに。最後にヨーグルトをかけて食べるとさっぱりして美味しいです。
じゃがいも(ヴィーナス)
粉質で煮崩れしやすい品種です。肉じゃが、カレー、グラタンなどに美味しいです!気合いを入れて今日はコロッケにしてみようと思います。
ビーツ
先日、天ぷらにしたらとにかく美味しくて感動しました。是非お試しください。
スクマイキ
キャベツの原種と言われ、歴史も古く生命力に溢れています。少し肉厚なので煮込み料理におすすめです!
宮内菜
小松菜よりもくせがなく、どんな料理にも合います。炒め物や和え物、お味噌汁などにも美味しいです。
岩崎ねぎ
ねぎ坊主ができてきているので、少し硬くなってきています。とう立ち寸前の味はなんだか柔らかく、また一時お別れです。アサリと酒蒸ししても美味しいですよ。
伝統野菜とも呼ばれる在来種のお野菜を中心に、旬のお野菜を(6~7品)お届けします。
全て農薬・化学肥料は一切使用しておりません。
「竹田かたつむり農園|無農薬野菜セット」に同梱されている「かたつむり通信」の抜粋版です。
その時その時の一番美味しいお野菜を詰めてお送りしていますので、野菜セットの内容は毎回変わります。
この抜粋版のかたつむり通信は、無農薬野菜セットを注文されるときの参考にしていただければと思います。