日本海ワイン |
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2017年、できるだけ自然に近い状態で育てた和歌山産のブドウを使って、ファーストビンテージのワインを醸造しました。
その後もさらに畑の手入れや醸造方法を試行錯誤しながら、2019年、ブドウの栽培からワインの醸造まで「オール和歌山産」のワインを販売できるまでに至りました。
それが「和」シリーズです。
和歌山県有田川町の日当たりもよく好立地な段々畑で、ワイン用ブドウ(メルロー)を育てています。
和シリーズのために使われるブドウは、全て和歌山・有田産のブドウです。
「余計なものは足さずブドウ本来の力を引き出す」を目標に、できる限りの減農薬で和歌山県有田の気候風土で育まれたブドウ作りに取り組んでいます。
高温多湿な日本ではブドウがカビにおかされやすいため、ある程度の農薬を使用しないと健全なブドウ栽培は不可能だと言われますが、それを補うために人の手間をかけることは惜しみません。
和歌山ワイナリーのある有田川町は、全国的に有名な「有田みかん」の主要産地です。
生産量は全国生産の約1割を占めており、見渡す限りの山々にみかんの段々畑が拡がります。
良質で香り高いブドウを育てるための必須条件である「程よい昼夜の寒暖差」と「水はけのよい傾斜地」が揃っている有田川町は、国産ワインの産地としての高いポテンシャルを秘めています。
和歌山ワイナリーは2014年、使われなくなった好立地のみかん畑に、2014本のワイン用ブドウの苗木(メルロー)を植えるところからスタートしました。和歌山県下で初のワイナリーです。
和歌山ワイナリーはブドウの栽培からワインの醸造までを醸造家が一手に担い、一貫して行っております。
醸造場も和歌山県有田川町にあります。
小さな工場で、設備も最新鋭のものではないですが、その分手をかけ醸造しております。
醸造は極力余計なものを使わず、ブドウ本来の味や特質を出来る限りそのままにします。
ブドウにはもとから野生酵母が備わっており、何も手を加えずとも自然に発酵が始まり、果汁がお酒に変化します。
酸化防止剤はなるべく少なくし、その分細心の注意を払い、醸造作業が始まると寝る間も惜しんで、まるで我が子を育てるかのように目を離さず、発酵を見守ります。
発酵が終われば、じっくりと清澄を待ち、加熱も濾過もせず、瓶に詰めます。
農業で地域を活性化させること。
そして和歌山でみかんや桃、梅など美味しい果樹が育つ和歌山の「土地の美味しさ」を表現し、醤油や味噌などで気づかれてきた醸造の文化をさらに深めるため「オール和歌山産のワイン作りに取り組んでいます。
【送料区分の変更について】
添加物を極力控えた造りの自然派ワインのため、6月〜9月の4か月間は、商品の品質保持のためにクール宅配便を使用いたします。送料規定もクール宅配便の規定に準じますので、4,980円以上のお買い上げ送料無料となります。
クール配送便を使用する場合は、温度帯の異なる商品との同梱はできません。