北海道深川産 |
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米食味ランキングで最高の特Aを何度も受賞して、美味しいお米として知られるようになったゆめぴりか。
「北海道から日本一のお米を!」という北海道の人たちの夢から、品種改良を重ねた北海道の技術の粋ともいえる美味しいお米ができあがりました。
北海道の「夢」とアイヌ語で「美しい」「好ましい」を意味する「ピリカ」から名付けられた、北海道最上級米です。
ほど良い粘りのある低アミロース米。つややかな炊き上がりと豊かな甘味と濃い味わいが特徴で、高級料亭などからも好まれています。冷めても美味しいお米という評価から、ANAのファーストクラスの機内食に選ばれています。
北海道のほぼ真ん中。石狩川と雨竜川流域の肥沃な土壌と昼夜の寒暖差の大きな気候に恵まれた深川市は、道内でも3本の指に入る作付面積を有するお米の町。
たかしま農場は、この地でお米を作り続けてきた現在は4代目となる古くからの農場です。
上島(たかしま)孝治さん・美子さん夫妻と、後継者となる一也さん・ひすいさんのご家族で、美味しくてサスティナブルなお米作りに取り組まれています。
たかしま農場では平成6年から農薬を減らし化学肥料を使わない特別栽培のお米作りをスタートしました。さらに現在は有機JASに認証された無農薬・無化学肥料にこだわったお米作りをしています。
特別栽培を始めたばかりの頃は、収穫量が激減したこともあったそうです。それでも、毎日食べるものだからこそ、できるだ限り身体にも環境にも優しいお米を届けたいと、試行錯誤しながらお米作りを続けてきました。
化学肥料を使わずに美味しいお米を作るために大事なことは土作り。
微生物の働きで、柔らかく根っこが栄養分を吸収しやすい土にするために、稲わらや籾殻、米ぬか、魚粕などを田んぼにまいてトラクターで耕し、微生物の働きを活性化させて「地力のある」土壌を作っています。
作物の成長に良い地力のある土壌は、田んぼに棲む全ての生き物にとっても良い環境と言えます。きれいな水、豊かな土壌、澄んだ空気という環境が揃ったたかしま農場の田んぼには蛍が見えるようになり、冬には白鳥がやってきます。
除草剤を使わないので、田植えの後には多くの雑草が生えてきます。雑草が栄養分を吸収してしまって、稲の生育を妨げてしまいますので、除草作業は欠かせません。
広い田んぼの除草には、主に機械による除草を行っていますが、それだけでは完全に除草することは難しく、やはり人の手で取らなければいけません。
手作業での草取りは、3〜4日間は朝から晩までひたすら中腰で作業をするため、全身筋肉痛になって作業後には歩けなくなることもあるそうです。お米作りの工程で、この草取りが一番キツくて嫌だとか…。
それだけの苦労をしても、自然環境を守り自分たちの健康も含めて人に優しい農業に繋がると考えて、農薬や除草剤を使わないことにこだわっています。
丹念に手間をかけるということは、田んぼの中だけのことではありません。農作業のために使う機械の整備や清掃もとても大事とのこと。
農業においては、時期に応じた作業が必要なため、機械が使えず作業が遅れると命取りになりかねません。いつでも万全の状態で機械が使えるようにしておくため、毎朝一番の仕事は作業場や機械の清掃から始まるそうです。
そのような手間をかけ愛情をこめて作っているたかしま農場のゆめぴりかは、お米番付で150以上の銘柄の中から優秀賞(全体2位)の評価を受けています。(2019年大会)
機械による成分分析などを一切行わず、実際に食べて美味しいと感じるお米を評価する品評会で、お米のプロ達から認められた「本当に美味しいお米」なのです。
農薬や化学肥料を使わないお米作りには、とても多くの手間がかかります。
それでも、私たちのお米を食べてくれる人の、お茶碗の炊き立てのごはんや、握りたてのおにぎりを頬張ってくれる顔を思い浮かべながら、「美味しい」と喜んでいただける笑顔をイメージしながら、大切に米作りをしています。
これからも、更なる技術の向上と機械やITの導入も積極的に行いながら、農薬を使わないお米、有機米をたくさんお届けできるようにしていきたいと思います。
有機農園たかしま農場
名称 | 玄米 |
産地 | 北海道 |
品種 | ゆめぴりか |
産年 | 令和6年 |
原料玄米 | 単一原料米 |
内容量 | 2kg(1kg×2) 5kg 10kg(5kg×2) |
栽培方法 | 農薬 :不使用 除草剤 :不使用 化学肥料:不使用 |
保存方法 | 冷暗所で保存してください。高温になりますと虫やカビが発生しやすくなりますのでご注意ください。 |
生産者 | 株式会社有機農園たかしま農場 北海道深川市音江町 |