宮崎県えびのファーム |
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初霜が下りる11月頃に新米時期を迎えることに由来して名付けられた晩成種のハツシモは、「東山24号」と「農林8号」の交配によって誕生しました。
現在、日本国内で作付けされているお米(うるち米)のほとんどが、育成過程においてコシヒカリ又はコシヒカリの後代品種が含まれていますが、コシヒカリより古い品種のハツシモには全く含まれていません。
モチモチし過ぎない程よい弾力とサラリとした適度な甘味で、クセが無く飽きのこない味わいです。
吸水性が少なく口の中でパラパラとほどけやすい食感が、ササニシキと並んで寿司米としても人気のあるお米です。
カレーやチャーハン・丼物ものなどにも、ハツシモは良く合います。冷めても美味しいのもハツシモの特徴です。
えびのファーム・戎谷(えびすだに)さんの田んぼは、宮崎県えびの市にあります。
無肥料・無農薬・自家採種を基本とする自然農法で農業をやりたいと思い、和歌山県にある自然農法農家さんで1年半ほど研修を受けた後、縁あってえびの市で独立されました。
えびの市は九州山地と霧島連山に挟まれた盆地地形で、昼夜の寒暖差が大きく甘みの乗ったお米が出来るのがこの地域の特徴です。
ヤマメが泳ぐような綺麗な上流の水を田んぼに引いているのもお米の美味しさに繋がっています。
まだまだ新米農家で失敗も多いですが、一つ一つ学びながら稲とともに成長していっています。
肥料や農薬を使用しない自然農法では、年々田んぼの生物相が豊かになり、稲の生育や味も良くなってくると言われます。
この栽培方法を続けることで、より美味しいお米を育てていくと共に、地域の自然環境もより良くしていきたいと考えています!
(戎谷 暁)
そんなえびのファームさんには、田植えや稲刈りには地域の方が多くの方がお手伝いに集まると言います。
そして、戎谷さんと地域の皆さんの想いと愛情が詰まった玄米が、無農薬米日本一コンテストで見事金賞を受賞しました。
お米のプロ達からも認められた戎谷さんのハツシモ。ぜひ一度ご賞味ください。
非常に手間のかかる困難な無農薬米の栽培に取り組まれている農家さんたちを応援し、安全・安心で健康的なお米を多くの消費者にPRしていくために開催されたコンテストです。
五ツ星お米マイスターを含む審査員が、農家さんの取り組み・見た目・香り・味・食感といった観点で評価し、実際に口に入れておいしいと感じるお米を選出します。
名称 | 玄米 |
原料玄米 | 複数原料米 |
産地 | 国内 |
使用割合 | 10割 |
内容量 | 2kg/5kg/10kg(5kg×2 ) |
栽培方法 | 農薬 :不使用 除草剤 :不使用 化学肥料:不使用 |
保存方法 | 冷暗所で保存してください。高温になりますと虫やカビが発生しやすくなりますのでご注意ください。 |
その他 | えびのファーム様のハツシモは自家採種も行っております。 宮崎県ではハツシモは推奨品種ではないことと、自家採種の種子も使われているため上記のような表示となります。 |