エキストラバージンオリーブオイル・酵素玄米・からだ蘇る熊野の玄米

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銀しゃりを超える金しゃりが炊けると噂のごはん鍋「金しゃり釜」実際に使ってみた!

日本の食生活や文化に深く根付いている白米。程よい粘りや適度な硬さ、ほのかな甘さ、香りや艶など老若男女問わず愛されている日本の誇るべき食文化の一つですね。
和食はもちろん、洋食や中華など、どんな料理にも合うので、我々日本人は1年間にお米を50.7kg(1日あたりお茶碗1.85杯)食べているとも言われています。

そんな日々の食卓の主食でもある白米を美味しく炊きたい!という想いをお持ちの方も少なくはないのではないでしょうか。

今回は銀しゃりを超える金しゃりが炊けると噂のごはん鍋「金しゃり釜」を使って実際に白米を炊いてみました。

金しゃり釜前面

「金しゃり釜」とは、誰でも簡単に美味しいご飯が炊けるようにと、鋳物産業として400年の歴史がある、富山県高岡市で高度な鋳造技術と伝統ある加飾技術を工夫した商品を製造する株式会社砺波商店と炊飯マイスターでもある「懐石 高野」と共同開発をした商品。

金しゃり釜内面

アルミ製で、外見は高級感ある黒アメ釉の色調。ご飯が焦げ付かない様に、内面は3コートハードフッ素加工塗装がしてあり、ご飯がこびりつかず綺麗に洗浄することができます。

キッチンにも格好よく馴染むのでインテリアにこだわるがある方にもぴったりのビジュアルです。

早速こちらの金しゃり釜を使って白米を炊いてみましょう。

1.白米450gを優しく研ぎ、水気を切ったら、600ccの水を入れ、2時間浸水させる。

2.釜を中火にかける。

3.蓋の穴から粘り気のある泡が出てきたら(およそ10分ほど)弱火にし、14分加熱する。

取っ手から出る泡

4.火を止めて10分蒸らす。

5.ピッカピカのモッチモチの白米が炊けました。お米が炊ける時の香りって本当に食欲をそそります。

6.今回炊いたのは那智のめぐみ。しっかりとした旨み、甘みにふっくらとしたお米の柔らかさやツヤ、香りなどバランスが良いお米です。 さらに旨みや甘みがしっかりとあるので、冷めても美味しくいただけ、お弁当などにもぴったりですよ。

那智のめぐみの美味しさは、金しゃり釜を使うことで炊きムラもなく、よりもっちりふっくらとした食感を楽しむことができます。
火加減の調整が簡単なので、普段は鍋や釜で白米を炊いたことがない方でも簡単にお米を炊くことができますよ。

美味しい白米が炊けたところで、金しゃり釜で玄米も美味しく炊けるのか?も実験してみました。

1.玄米300gを優しく研いだら、たっぷりの水を入れ半日以上浸水させる。玄米をザルにあげ水気を切ったら、500ccの水、塩ひとつまみと一緒に釜に入れる。

2.釜を中火にかけ、蓋の穴から粘り気のある泡が出てきたら(およそ10分ほど)弱火にし、20分加熱する。
火を止め蒸らす。

3.素晴らしいカニ穴!
玄米を炊いたときに出るこの表面のぽこぽことした穴を「カニ穴」と呼び、美味しく炊けた証拠ともされています。

このカニ穴は鍋底から空気が抜けてできた道で、適度な水分量がお米がおどり、一粒一粒ムラなく芯まで加熱されている証でもあるので、金しゃり釜での玄米炊きは成功とも言えるでしょう。
肝心のお味はというと、ふっくらと美味しく炊けており玄米特有のプチプチとした食感もとても良い心地です。

以前ご紹介したグラン・クリュでの玄米多岐に比べてもっちり感は少ないので、もっちり好きはグラン・クリュ、プチプチ好きは金しゃり釜という選び方でも良いかも知れません。

▽玄米が美味しく炊けると噂の圧力鍋「グラン・クリュ」を実際に使ってみた!
https://tamana-shop.jp/ac20210615/

アルミ製ごはん鍋金しゃり窯

炊飯マイスター「懐石 高野」と共同開発したごはん鍋。
高岡鋳物 金しゃり釜


河瀬 璃菜 りな助


料理家/フードプロデューサー/SOU㈱ 代表取締役

全国各地の素敵な食材や製品の価値と想いを伝える架け橋に、レシピ、商品、ブランド開発〜育成、撮影まわりのこと、執筆、六次産業支援、コンサルまで幅広く手掛ける。

HP:https://linasuke.com/
X(Twitter):https://twitter.com/linasuke0508