長野県産 |
---|
ササシグレは昭和初期の頃に東北地方を中心に作られていた、原種に近い品種です。純粋なうるち米として人気が復調しているササニシキの親にあたります。
極良食味のお米として評価の高いお米でしたが、病気に弱く、倒れやすい、化学肥料との相性が悪いササシグレは、現在ではごく一部の農家さんによって栽培が継続されているのみの極希少品種となっています。
その味わいはササニシキ以上と評価する人もおり、いま主流の「モチモチ甘いお米」ではなく、日本のお米が本来もっていた自然で優しい甘みと、あっさりとした飽きない味わいが特長です。
炊き上がりの香りがとても良く、冷めてもさらに美味しいお米です。
ササニシキと同様に、米アレルギーでお困りの方にも喜ばれる高アミロース・低アレルギーのお米の特徴も持っています。
長野県最北部、西に関田山脈・東に三国山脈が走る南北に長い地形で多くの自然資源に恵まれた飯山市は、日本有数の豪雪地帯でもあります。
滝沢篤史さん・弥生さん夫妻が営まれているやよい農園さんは、戸狩温泉スキー場のすぐ横のあたり、関田山脈の麓にあります。
自然・環境・命・食・農業を大切にされている第六次産業の米農家さんです。
田んぼは、集落の一番上で、ブナの森が広がる関田山脈から流れてくる雪解け水が一番最初に掛かる場所で、お米もお野菜も農薬や化学肥料を使わずに育てています。
最近ではお米にアレルギーを持つ人が増えています。
その原因として、より柔らかく、より甘くを追求して品種改良が進められていく中で、もち米の遺伝子が混ざった毎日もち米に近いものを食べるようになったから、、、とも言われています。
そのため、誰もが安心して食べられるお米を作りたいと考えて、もち米の特徴を持たず、純粋な昔ながらのうるち米であるササニシキの親であるササシグレを作られています。
栽培期間中は農薬・化学肥料を使わず、あひると合鴨が田んぼを泳ぎ回って完ぺきな除草をしています。
稲に良い刺激を与えてくれるおかげで、しっかりとしたお米に育ちます。
無農薬栽培の田んぼには、蛍だけではなく、多様な生き物が住んでいて豊かさを実感します。
きれいな水と空気のおかげで、6月下旬は蛍がたくさん飛び交っています。
また、弱アルカリ性のお米になるように栽培しています。
米糠由来の肥料とミネラル分が多い貝化石のアルカリ資材と籾殻くん炭を元肥に使っています。穂が出るころに弱アルカリ性のお米になるようにアルカリ資材を施肥しています。
最近では食事のスタイルは、酸性食品であるお肉中心の食事に偏ってきています。酸性食品を食べたり老化などで酸化していく身体を中性の方向へ促すことで健やかになっていくのが弱アルカリ性の農産物の特徴です。
毎日のように食べる食品のお米を弱アルカリ性に変えることによって身体を健やかにしていきます。
やよい農園と出会ってもらうことで、病気にならない生き方、自分を大切にする生き方に気付いて欲しいです。
「大切な人に、安心して食べられるものを作る」ということを信念に掲げて、食べたら体がどうなってしまうかわからないものを作りません。
また「大切な人に食べさせたい」とあたたかな輪が広がり、食、命、自然、農業、環境を守る人が増え、それが自分を大切にすることに繋がることに気付いてほしいと願っています。
素晴らしい水と空気と生物多様性の中で、やよい農園はおいしいものを作り続けています。
そして、家族と仲間と様々な事に取り組んでいます。
名称 | 玄米 |
産地 | 長野県 |
品種 | ササシグレ 生産者からの生産履歴報告書による確認済 |
産年 | 令和6年 | 栽培方法 | 合鴨農法 農薬 :不使用 除草剤 :不使用 化学肥料:不使用 |
内容量 | 2kg 5kg |
保存方法 | 冷暗所で保存してください。高温になりますと虫やカビが発生しやすくなりますのでご注意ください。 |
生産者 | やよい農園 長野県飯山市大字豊田5198 |