山形県産 |
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つや姫は米どころ・山形が総力を挙げて「飛び抜けて美味しいお米を作る」ことを目標に品種開発に取り組み、10年以上の年月をかけて誕生しました。
デビュー以来、コシヒカリを上回る「食味」「粒ぞろい」などで毎年のように「特A」評価を受けるトップブランド米になっています。
山形県の最南端に位置し、宮城、新潟、福島の3県に隣接する置賜地方は、東に奥羽山脈、南に吾妻・飯豊山系、北西に朝日山系が連なり、最上川の最上流部に当たり、その流域に形成する米沢盆地中心に長井盆地・小国盆地からなります。
気候は内陸盆地特有の寒暖差が大きく、夏は35度を超える日もあり、冬は日本海からの季節風の影響で豪雪地帯となります。
明治初期にこの地を訪れた、女流旅行家のイザベラ・バードは「鍬で耕したというより鉛筆で描いたように美しい」と、東洋のアルカディア(理想郷)と称賛しました。
東置賜郡・川西町。この地で有機米を作っている伊藤藤夫さんは、江戸時代初期から420年も続く農家の十三代目。農業高校を卒業後に家業である農家を継いで現在64才。
この地の気候や土壌を知り尽くした大ベテランの農家さんですが、これまでの歩みは慣例にとらわれないチャレンジの連続だったそうです。
藤夫さんが農家を継いだ時には、2.4ha程だった耕作面積も、現在は約6倍の15haまで拡大。地元からの厚い信頼の元、高齢化が進み後継者不足に悩む農家仲間から、土地を借り時には買い受けながら耕作面積を広げてきました。
他の農家さんと同じ品種を育てて、同じ価格で同じ流通に乗せる。
米作りにこだわりを持っているからこそ、そうした流通のあり方に疑問を感じていた藤夫さんは、2001年に有機JAS認定制度が制定されるや、その年に有機JAS認証を受けて有機米の生産に注力し、現在はつや姫やミルキークイーンなど有機米の耕作面積も5.8haになっています。
有機栽培が今よりずっと珍しい時だったので、「お前変わってるなぁ」とか「大丈夫か?」なんて農家仲間から言われることもあったとか。
それでも、隣接する農家さんにも、草刈りはやるから除草剤は撒かないでとお願いしても、「お!じゃあよろしく!」なんて感じで、否定されたり反対されたりすることは無かったよ、とのこと。
藤夫さんの地域の方々からの信頼の厚さが伺えるエピソードです。
家業を継いで46年目となる今も、藤夫さんは現役で田んぼに立ち続けています。
そんな父・藤夫さんの大きな背中を見ながら、十四代目となる剣之介さんが農業の道に進み始めました。
大学卒業後、大手美容メーカーに勤務、さらに経済団体への出向経験などあらゆる業種の企業経営者との繋がりを通じて知見を深めてきました。
そして、30歳を機に家業である米作りの農業法人化を計画。
420年という長く重く受け継がれてきた技術や知識の上に、藤夫さんの経験と想いをのせて、更なる品質向上のために最新技術に対して前向きに取り組んでいく。
剣之介さんの目指す農業が、「父の道」という意味の「株式会社DAD ROAD」という社名に示されています。
十三代目・藤夫さん、十四代目・剣之介さん、伊藤親子が丹精込めて作った有機米を、多くの方にお届けしたいと思います。
▲ 株式会社DAD ROAD のHP(外部サイト)▲
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名称 | 玄米 |
産地 | 山形県 |
品種 | つや姫 |
産年 | 令和4年 |
原料玄米 | 単一原料米 |
内容量 | 2kg(1kg×2) 5kg 10kg(5kg×2) |
栽培方法 | 農薬 :不使用 除草剤 :不使用 化学肥料:不使用 |
保存方法 | 冷暗所で保存してください。高温になりますと虫やカビが発生しやすくなりますのでご注意ください。 |
生産者 | 株式会社DAD ROAD 伊藤藤夫 山形県東置賜郡川西町堀金246 |