日本在来 野生種蜜蜂 |
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日本百名山のひとつに選定された、霊峰剣山の登山口の麓の山間部と、その周辺の四季折々の花が咲き誇る自然豊かな四国の山々で採蜜されたニホンミツバチのはちみつです。
徳島県西部のつるぎ町や近隣の山間部、県南部の海部郡海陽町などで古くから伝わる技法を用いて、野生のニホンミツバチのはちみつが採蜜されています。
日本には古来から生息する野生のミツバチがいます。おとなしい性格と身体も小さいため、明治以降に導入された西洋種のミツバチに追われて、年々その数を減らしています。
また年に一回しか採蜜できず、安定した収量が見込めないことから、ニホンミツバチを用いた養蜂も極めて少なくなってしまいました。
現在の商業的な養蜂は、西洋種の家畜化されたミツバチによるものがほとんどです。
西洋種のミツバチの巣は、人がその巣を手に取って見ることができ、巣の手入れをすることができます。
ところがニホンミツバチは、自然の木のほこらなどに巣を作り人の手を入れることのできない野生のミツバチです。
そのため「待ち箱」という木の箱を山の所々に置き、自然に入ってきたミツバチがその中に巣を作り集めた蜜を搾るという、蜂まかせ・自然まかせの養蜂なのです。
採蜜は「待ち箱」を置いた場所、気候やその年の花の状態などの状況から判断して、毎年7月〜10月に年に一回だけ行ないます。
巣を切り取り金網などの上に乗せて数日程度かけて、はちみつが滴り落ちるのを待ちます。
ローヤルゼリー・みつばち花粉なども一緒に含まれますので少し濁りがありますが、栄養的には非常に優れた良質のはちみつが採れます。
その味はその年ごと、気候、風土により異なります。例えば、同じ場所に置いた二つの「待ち箱」から採蜜したはちみつが、それぞれ全く違う味のはちみつになることもあります。昭和の初期から前半頃まで食されていたはちみつが、こうしたはちみつです。
古くから日本の風土に深く染みこんだ心の琴線に触れるような風味、どこか懐かしさを感じる匂いは、日本人のふるさとの香りゆたかなはちみつと言えるでしょう。
はちみつは砂糖よりも低カロリーな天然甘味料というだけでなく、様々な栄養成分を含んで健康と美容に効果的な、まさに総合栄養食品といえます。
はちみつの主成分はブドウ糖と果糖です。ブドウ糖は身体に吸収されやすく、すばやくエネルギー源として活用されるのが特徴です。
はちみつには、お腹の調子を整える働きがあります。ミツバチは、花の蜜を採取して体内に取り込み、酵素の働きにより濃度を高め、花粉をはちみつにしています。はちみつは、腸の雑菌を抑えてビフィズス菌を増やし、腸の調子を整えるのです。
カロリーは、砂糖(100g)の365kcalに対して294kcalと低く、甘み自体も砂糖よりも強いため、使用量も少量で済みダイエットにも効果的なのです。
さらに、強い殺菌効果も特徴です。殺菌だけではなく菌の繁殖を抑制する効果や、粘膜を保護する効果もありますので、咽喉の炎症、痛みを和らげてくれる効果も期待できます。
はちみつには、ボツリヌス菌が含まれていることがあります。一歳未満の赤ちゃんや乳児が摂取しますと、乳児ボツリヌス症を発症する恐れがあり、中毒症状により最悪は死に至る恐れがありますので、絶対に摂取させないようにご注意ください。
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